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2024/9/20~22 秋の大収穫祭 (於:上野グリーンクラブ)

富貴蘭の季節がやってきました。

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温度や天気にムラはあるものの、着実に夏が近づいている感じがします。

夏といえばフウラン。昔から親しまれてきた日本の着生ランであるフウランがお店に並ぶ季節がやってきました。

毎年思うことですが、フウランは育てやすく、花も面白く、香りもきれいで、とてもいい着生ランだと思います。こちらの印象では、ナゴランよりも乾燥に強くて育てやすい。

ひとつ難点があるとすると、たくさんの品種があるのでなかなか見分けがつきづらいことでしょうか。わたしもよくわからないものがたくさんあります。これは、慣れるしかないようです。

でも最近は安価な品種もたくさん出ているので、気に入ったタイプで安めのものを買う分にはそれほど品種を気にする必要はないかもしれませんね。

お店ではフウランは通年20-30%位の軽い遮光下においていますが、花付を良くするにはある程度の光が必要です。あまり暗すぎると間延びしたり花が咲かなかったりするので、ある程度日に当てるようにして下さい。また虎斑など、芸によっては暗いと発色しないものもあります。

3~4月ごろ、暗い冬から急に日差しが強くなる時期がもっとも注意が必要ですが、その後はかなり明るい場所においても大丈夫かもしれません。

基本的に、ただぶら下げておくだけでいいので、日本のエアプランツ的な生き物だと思っています。もちろんエアプランツと一緒で水やりは必要です。夏はバケツに入れた水に浸けたりもします。

富貴蘭

いちおう富貴蘭はできるかぎり毎年植え替えています。水苔も劣化するし、見た目のためです。

フウラン

普段は上にぶら下げてあるのですが、並べてみるとやっぱり見やすいですね。

フウラン

新潟ではじつは作りやすいのではないかと思います。夏、冬とも湿度があり、冬も極端に寒くはなりません。

富貴蘭

派手な覆輪の他に、虎斑や花物やいろいろなタイプがあって品種はたくさんあります。

富貴蘭 花おいらん

花おいらんという品種だそうです。踞がでた赤花で、きれいな花です。

富貴蘭 花纏

花纏(はなまとい)という高級品種です。

中国ハラン

中国のハラン。ヒトデのような不気味な花。好きな人は好きでしょう。

礼文ネジバナ

礼文ネジバナ。普通種よりも小型で、ちょっと寸詰まりの姿がかわいいタイプ。