今年はとっても暑い日が続いています。ここ数年は暑いのが当たり前になっていましたが、今年は当たり前のように40℃超える日々が続いています。こうなるとそこに居るだけで体力を消耗するような、暴力的な暑さですね。
今年は過去最高を記録し、ハウス内の温度計が43℃になりました。この温度計は外気温よりは高く表示されますが、それでも43℃というのは初めてみました。もう40℃超えが当たり前にあるのでたまに少し低めな日でも「お、まだ38℃か、今日は涼しいな」とかいう意味不明な状況になっています。
今も午後4時過ぎですが、まだ38℃あります。このように暑い時間が長いのも、今年とくに感じられます。さらに雨が少ない。2回くらいしか降っていません。
乾いたら何度でも潅水。
さてそんな暑すぎる日々の水やりですが、流石にここまでの暑さになると最盛期には1日1回の水やりでは足りず、1日2回の水やりが必要になりました。
朝1回を基本にして、水切れし易い植物の様子を見て追加が必要かどうかを決めるのですが、大体昼過ぎくらいには萎れ始めるので3時~5時くらいに追加でたっぷり水やりをしていました。
ポットの容量が限られているので、連続で水をやってもあまり効果がなく無駄になってしまいます。水分が蒸発してある程度なくなってから2回目をやります。
ミニ盆栽のような小さく作ってあるものは2回でも足りないかもしれません。その場合は萎れてきたら何度でもやる必要があります。
暑さにはそれほど弱くない。しかし日差しに注意。
水は水をやればいいとして、暑さはどうなのでしょうか。触ると火傷しそうな駐車場のアスファルトに直接ケースを並べているので、さぞかし熱くなっていそうな気がしますが。
意外なことに、熱で植物がおかしくなることはあまりないようです。ポットの下のアスファルトは常に日陰の状態で、日差しから守られているのでそんなに熱くならないようです。トレーを持ち上げるとダンゴムシやナメクジがぬくぬくと昼寝をしていることがよくあります。
もちろん直接日に当たっていた場所は熱せられて熱くなっているので、そういうところに移動した植物にはすぐにたっぷり水をやり、本体共々下のアスファルトまで冷やしてやる必要があります。こういう暑いときに植物を移動していると、移動先の熱さでいきなりやられてしまうことがあります。
ただし日差しは暑さとはまた別で、ホトトギスやレンゲショウマやその他多くの日差しに弱い植物は必ず日陰に移す必要がありますね。今年は暑さよりも日差しで傷んだ植物が多くある印象です。
8月下旬になっても暑いままですが、実際は徐々に気温が変化しているようです。体感的には暑いままで変わらず不快ですが、植物が1日1回の水やりで持つようになってきました。
このまま涼しくなって、日差しも和らいでくれるといいのですが。