やけに暑いと思っていたら、新潟だけではなく広範囲で異常な高温が続いているのですね。北海道で39℃とか。鹿児島より暑い。
でも、ここ数年はほんとに異常気象ばかりなので、なんだか異常な高温にもなれてしまって意外と普通に過ごしてしまいます。暑いことは暑いですが、湿度もまだ低めなので比較的過ごしやすい。
しかし植物は正直です。さすがにこれだけの日照りが続くと1日1回の水やりでは足りません。1日2回やらないともちません。3回でもいいくらい。
雑に水やりをして水がよくやれていないものだと、午後には完全に萎れ始めています。そういうのは午後に水をやらないと、ほぼ枯れてしまいます。
明日からは多少暑さは和らぐようですが、こういう気候ではよくよく注意して水やりをしたいものです。
水やりは集中力のいる大変な作業です。単にシャワーで水をかけているだけに思えますが、プロは1ポットずつ意識を集中してやり残しがないようにやっています。その結果、非常に疲れ、寿命が縮んでしまうので、体調に気をつけてほどほどにやりましょう。
とくにこう暑いと熱中症とか人間のほうがくたびれてしまいます。大切な植物は水のやりやすい場所に移すとか、日陰に置くとかしてなるべく楽にできるようにしたいものです。
同じ植物でも、ちょっとした日照りですぐにくたびれてしまうものもあれば、かなりの乾燥に耐えるものもあるのが不思議です。基本的に、背が高いもの、葉が柔らかいもの、葉が大きいもの、木本類は水切れに注意しましょう。
なお、6月には「錦葉珍品即売会」があります。斑入や葉変りを中心とした植物の即売会ですが、これはグリーンクラブの建物内でやりますのでエアコン完備。さすがに、6月以降日よけのない外でイベントをやるのはつらいですからね。建物内なら涼しく楽しむことができると思いますので、みなさん遊びに行きましょう。

カラマツソウ。種類はなんでしょう、確かミヤマカラマツだったと思います。

タガネソウの斑入。きれいな品種です。

サラセニアの八重咲。これもかなり昔に手に入れたもので、品種名がわかりません。

花弁に残るガク片がユニークな高野ハンショウヅル。ちょっとユーモラスにも見えます。

これは普通のハンショウヅル。箱根産ということですが、普通種とどこか違うのかもしれません。

オーニソガラム・ダビウム。好きな球根です。これはでかいですが、もっと小型で咲くものもあります。

断崖の女王、シンニンギア・レウコトリカ。これも、花も葉もきれいです。一昨年の冬、寒さでかなり傷めてしまいました。水をやらなければよかった。

中国のツクバネウツギ。蕾と花の色のバランスがきれい。また香りもあります。これもいろいろなタイプが有るのかもしれません。

ポットからはみ出しそうなカンアオイ、スペシオーサ。アメリカ産のものとしては有名な品種です。花もきれいです。

外国の交配シャクナゲ、リング・オブ・ファイアー。意外とケバケバし過ぎず、きれいな花でした。