いつもお世話になっております。あっという間に10月も終わりになってしまいました。
もうすっかり秋…と言いたいところですが、昼は暑かったり、まだどちらともつかない天気が続いています。朝晩の温度差もかなりあるので、体調を崩さないようご自愛ください。
そんななか、新しいカタログが完成しました。
すでに発送していますが、まだ届いていない方はご連絡下さい。かならず何件か、送っているのに届かないことがあります。また最近は宛名シールが剥がれてしまうことがあったようです。その場合も宛先不明で戻ってきてしまい、また誰に送ったものかもわからなくなってしまいます。それから正しい住所に送っているのに宛先不明で戻ってくることがたまにあります。本人に確認しても間違っていない住所で、宅配便などはちゃんと届いています。しかしカタログだけ帰ってくることがあります。謎です。
またオンラインショップもはじめましたので、こちらも御覧ください。まだ始めたばかりでごく僅かなものしかないのですが、だんだん種類が増えていく予定です。そのうちお店にこなくてもここだけで完結するくらいにしたいと思います。でも、見込みがなければすぐに撤退する予定です…。
さて、すでに花の時期は過ぎましたがマユハケオモトをご紹介します。
今回、すごいのがありました。白花の桃花マユハケオモトです。つまり、もともと白いマユハケオモトがピンクになったものが、さらに白くなったのです。
これはすごいことです。ほかの種類では、白花ベニバナヤマシャクヤクというのもありました。あちらは原種のベニバナヤマシャクヤクからみつかった白花でしたが、こっちは交配で生まれた桃花マユハケオモトから、突然あらわれた白花なのです。
じゃあ、普通のマユハケオモトと一緒だな、と思われるかもしれませんが、違います。よく見ると違います。葉に毛が生えていなかったり。
これは今までにない珍品だと思うのですが、果たして評価してくれる人がいるのかどうか。白花ベニバナヤマシャクヤクは当時まったく評価されなかったようですが…。
それからピンクマユハケオモトの選抜らしい、ワインレッドという個体。これは色が濃くてきれいです。確かに、いままで意識していませんでしたが桃花マユハケオモトの中にも花色の濃淡はあるようです。かなり薄いものもありました。色の濃い個体を選抜してみてもおもしろいかもしれません。しかし、しつこいようですが純白というのは始めてみました。
また桃花マユハケオモトとはまた違った交配種もあります。こちらは名前がついているのかあわかりませんが、かなり濃い色で、葉や茎などをみると桃花マユハケオモトとはまた違った交配だと思われます。
それから斑入。これもかなりきれいな個体がいろいろと出回るようになりました。小さいうちは斑が入っていても、大きくなると消えてしまうことがよくあるので、一筋入っている程度のものはある程度しっかりした大きさになるまで観察することが大事です。
この辺は三橋孔雀サボテン園の三橋さんが亡くなられてから、ある程度出回り始めたような気がします。ここにあるものも、三橋さんのところのものが回り回ってきたものと、地元のものが混ざっているはずです。
ただ、桃花マユハケオモトの斑入はよそではあまり見かけません。もちろん白花桃花マユハケオモトも、他で見たことがありません。だからどうしたという話なのですが。