白の唐子咲の椿を手に入れました。とてもきれいに咲いてきたのでご紹介します。
で、同じような花で「白卜伴」という椿もありますね。前からある白卜伴ともとてもよく似ています。白卜伴と白唐子、いったいどう違うのか、調べてみました。
この花には極わずかですが花弁に赤の絞りが入っているのがわかります。裏側からとった写真を見ても、やっぱり入っています。
どうも、「白卜伴」とよく似ている。調べてみたところ「白卜伴」と「白唐子」には以下の違いがあることがわかりました。
白唐子の特徴
- 外弁は緩く波打ち先端はやや反り返る
- ユキツバキ系で葉柄有毛
白卜伴
- 白唐子より花が大きく、外弁に紅色の点状がでることがある
以上の特徴を当てはめてみると、「白唐子」として手に入れたこの花はどうやら「白卜伴」らしいことがわかりました。外弁の赤の絞りもあるし、決定的なのは葉柄がつるっとしていることですね。たしかに他のユキツバキは、よーく見ると葉柄の上側に少し微毛があるのがわかります。
ちなみに上記の情報は「日本の椿花」淡交社を参考にしました。沢山の品種が写真入りで解説されているのでとても便利な本です。2005年に新装版がでていますが、残念ながらそれも品切になっています。