㈲日本山草加盟・日本雪割草協会会員

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日本雪割草協会会員・㈲日本山草加盟 中越植物園

ご来園ありがとうございます。新潟県のまんなかにある山野草専門店、中越植物園のホームページです。 生産・小売・通信販売・卸をはじめて早二十数年。 季節の山野草をはじめ、雪割草、椿、古典植物(カラタチバナ、ヤブコウジなど)、雑木苗、鉢、用土などを取り扱っております。

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過去ニュース4 2012/04/23~2013/01/26

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2013/01/26 雪割草を咲かせるための加温について

展示会などに間に合わせるためには、雪割草を暖かいところにおいて開花を促進させます。雪割草に関しては、8:30~18:00くらいの間暖房をいれて15℃程度に加温すると、およそ40日で開花してきます(過去の経験より)。細かい調整は、進みすぎ→無加温ハウスに移して止める、進めたい→ハウスを部分的に囲って暖気が逃げないようにする、など。雪割草は花持ちがよいので十分咲かせて展示しても数日間はフレッシュに保てます。以前日草展で牡丹を展示した際、最終日には花が終わって爆発したように花が散ってしまいましたが、雪割草ではそうした心配はありません。

肝心なのは、加温を日中のみにすること。1日中加温していれば確かに開花は早まりますが、暗くても無理矢理伸ばすので徒長してしまい色もぼんやりしてしまう。これは咲かせるのに失敗した状態で、それを避け、なおかつ手軽に花を進めるためには夜間暖房を切るのが一番です。それでも切り花生産のように完璧ではありませんが十分に花は進みますし、変な風に咲く恐れは激減します。

楼蘭
前にも紹介した楼蘭という品種で、これは7分咲くらい。もう少し開かせたいところ。
千重咲
展示前にもっと開くまで進めます。左の花が進みすぎるようなら切ります。
千重咲
今年の初花。なかなか将来性のありそうな花です。
千重咲
今年の初花。面白い感じの花です。花弁の裏側に色が付いている。
楼蘭
これも楼蘭。終わりに近いですがだいぶ変化している。この少し手前くらいがベスト。
標準花
去年か今年の初花。なかなかいい花です。
唐子咲
今年の初花。花型がよく、盛り上がりもよいきれいな唐子咲になりそうです。
標準花
去年か今年の初花。悪くない花です。4号鉢くらいで華やかに咲かせてみたい花です。

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2013/01/17 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

全国的に大雪ということで、先日の都心の積雪には驚きました。当然新潟も・・・と思いますが、見附市は意外とそれほど多くありません。雪雲が山側に集中したためと、連続して降らずに降ったりやんだりしてるおかげでしょうか。むしろ去年に比べると遥かに少ない。とはいっても外では普通に30cm位は積もっていますが、今のところハウスが潰れたりする心配はなさそうです。

雪割草の開花は今年はどんな具合でしょうか。ここしばらく寒いのであまり芽が動いていないようですが、12月ごろは暖かく暮れにかなり芽が動いていたようなので、そんなに遅くならず平年どおりに咲くのではないかと思います。

雪割草
オモト。万年青の漢字の通り常緑で冬も楽しめる、いい植物だと思います。
コウム シルバーリーフ
これはシルバーリーフという美しい銀葉のコウム。銀葉はピューターと呼ばれていろいろあります。
ハゴロモキンポウゲ
羽衣キンポウゲですが、一重がたまたま八重っぽくなったものか。来年の様子を見たいと思います。
連獅子
早く咲いた雪割草の花芽ですが、時々寸詰まりで咲くことがあります。
椿 桃湖
唐子咲の椿「桃湖」。島根県で発見、発表された品種です。これも、だいたい今頃に咲いてきてきれいです。
コウム
シクラメンコウム。原種シクラメンでは作りやすく、花もきれいで、早く咲くのでいい品物だと思います。
パフィオペディラム
原種のパフィオ。無加温のハウスでもよく育ち、意外と丈夫なものです。
斑入サザンカ
斑入として入手したサザンカですが、意外な美花でした。斑は現在くらんでいます。
椿 ことじ
大輪の美しい赤のヤブツバキです。これは金沢兼六園の名木が有名な「ことじ」です。早咲きらしいですが今咲いてきました。
春待姫
椿とお茶の交配種の「春待姫」。白の小輪にピンクの絞りが入るきれいな品種です。名前もいい。

2012/12/31 今年1年お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

毎年あっという間ですが、特に今年はあっというまでした。6月以降なにをしてたのか、よく思い出せません。

来年は1月2日より営業します。新春特価セールで2割引となりますので新年もよろしくお願い申し上げます。雪割草の特価品はお買い得なものがたくさんありますので是非のぞいてみてください。交配実生も毎年変化咲がたくさん咲いていて、まとめ買いだとお得です。

当園実生の美しい雪割草をいくつかご紹介しますのでご覧下さい。

雪割草 雪割草 雪割草 雪割草 雪割草 雪割草
雪割草 雪割草 雪割草 雪割草 雪割草 雪割草

それでは皆さんよいお年をお迎えください。

2012/12/29 久しぶりの快晴です。

雨雪が多い日が続きましたが久しぶりに雲のない広がっています。今年は今のところ、少し積もって少し溶けての繰り返しで、天気が悪い割りにはそれほど雪が多くない。ただ山側は一晩に90cm雪が積もったりして雪は多いようです。

先日最も寒い日で-4℃位になってました。外の植物は完全に凍り付いていましたが、無事でした。土中が積雪で保護されて冬眠状態になるのはわかりますが、7.5cmポット丸ごと氷の塊になっていても平気で、丈夫だなあと思いました。

天気予報が毎日のようにころころ変わるので1月はどうなるのかよくわかりませんが、そこそこの雪で止まって欲しいですね。

イワカガミ
イワカガミ。よく茎が伸びて根上がりっぽくなるので、浅めの広い鉢で横に這わせて植えるとよくできます。山採の木に付いてきたようなのがよく育っています。
マッソニア
マッソニア・プスツラータが咲きました。いろんな種類を集めたい。
山茶花三光斑
斑入のサザンカで、覆輪~三光斑になる珍しいものです。サザンカの斑入は曙斑がありますが、あれも八重咲できれい。
楼蘭
唐子咲の楼蘭です。ずいぶん早く咲いてきました。満開になるとだいぶ印象が変わります。
氷
水の表面の氷は最高で厚さ2cm以上になっていたと思います。
葉ボタン
葉ボタン。雪が積もっているのではなくデコレーションしてあります。ほかに色水を吸わせたりしたカラフルな葉ボタンがたくさん出回っています。
黄実のオモト
珍しい黄実のオモトです。観葉植物としては無地の万年青も意外といいものです。
妻戸姫
椿の妻戸姫。雪椿系のきれいな花で、独特の雲竜芸をもついい木です。
八重山ショウジョウバカマ
珍しい秋咲のショウジョウバカマ。八重山ショウジョウバカマです。これは丈夫で花色もいいです。
氷
完全に凍り付いてゴツゴツの凶器になっていますが、植物内の体液?は糖分などが含まれるせいか凍りません。

2012/12/15 年末謝恩セールのお知らせ。

皆さんこんばんは。少し暖かくなり、少し雪も溶けてやっと外の整理ができました。それでも朝晩はかなり冷え込みます。すっかり冬の気候になったようです。

さて、中越植物園では12月16日から年末まで、年末謝恩セールとして植物の他に鉢なども2割引になります。お暇があればお立ち寄り下さい。

クロヅル
珍しい大株のクロヅルです。黄金色の紅葉がきれいでした。いまはすっかり落葉しています。
ハゴロモキンポウゲ
ハゴロモキンポウゲの八重咲の実生です。少し、八重咲の片鱗が伺えます。親は間違いない八重咲なので、力が付くと八重咲になりそう。
ヤブコウジ 糸錦
ヤブコウジの糸錦です。写真のように掃込が逃げやすい品種ですが、真面目に芸をしている所だけ作っていると意外とよくできます。
黒軸カリヤス
黒軸カリヤス。渋いものです。枯れる前に雪の下になりました。
斑入ノハナショウブ
ハナショウブの斑入です。こうしてあわせてみてもきれいです。これも雪に埋まりました。
コウム
コウム。これは春の写真ですが、もう蕾がみえています。斑入の実生ですが青葉もたくさんでます。
マッソニア
不思議な植物のマッソニア。根元に花が付きます。いま蕾が赤く色付いていますが、桃花ではなく紅葉しているだけだと思います。ピンク花の品種もあります。
沖縄サザンカ
沖縄サザンカ。要するに、野生のサザンカだと思います。昔「ミヤギ」という品種を探し回ったことがありますが、これと同じもののようです。
椿 春月
たまたま少し気の早い枝があったようで11月に咲いていました。春月とありましたが詳細不明です。
変わり咲タツタソウ
これはどうなんだろう。タツタソウなんですが、非常に面白い花型をしています。開き掛けの時はとてもきれいでした。ただし今頃咲いたので、狂い咲きの影響で変な形になっただけかもしれません。

2012/12/7 寒い!

TVゲームをしたり本を読んだりしていたらいつの間にか12月になっていました。そして寒い。この間まで暑くて雨が降らないのを嘆いていたのが嘘のように、激しい風雨にさらされています。まだ冬の準備をしていなかったので慌てています。

とりあえず店内の植物は片付けて、これから雪割草を並べるところです。外の植物はどこに片付ける考えているうちに雪が降ってしまいました。あと数日でまた溶けてくれればいいんですが。

出雲乙立カンギク
菊が咲いたと思ったらもう雪。これは出雲乙立カンギクで、出雲の乙立町の原種を挿し木したものだそうです。
アシズリノジギク
アシズリノジギクです。たぶん。キクは好きな植物ですが種類が多く、雑種も多く、作り方で姿も変わるのでなかなか同定できません。
オビトケノコンギク
オビトケノコンギク。筒咲のノコンギクです。キクの仲間には筒咲になる物が結構あり、エキナセアなんかでも筒咲の物があります。そういえばエキナセアのお茶が売っていました。ハーブになるようです。
ひなた
きれいな小菊です。「ひなた」という品種だそうです。
シクラメン
これ分かりますか?シクラメンの甲竜花。かなり迫力がありますが、きれいです。
出雲乙立カンギク
これも出雲乙立カンギクとして流通しているものですが、花弁の裏に紅が入るのでちょっとタイプが違うようです。これもきれい。
?ギク
これは1ポットだけイソギクに混じっていたもので、ハナイソギクだと思う。短い花弁が可愛らしい。
ハナイソギク 白髪の誉
ハナイソギクの「白髪の誉」。自然交雑種だとおもいますが、細く繊細な花弁が美しい。そのままにしておくと結構伸びます。
濃色サツマノギク
濃桃色の美しいサツマノギクです。普通は白がほとんどだそうです。
甲竜シクラメン
葉にも甲竜。実生なのか甲竜芸の度合いは個体によりばらつきます。花色も色々ありきれい。

2012/10/24 池袋で古典植物展をやっています!

10/24から、東京池袋の西武百貨店屋上で古典植物展が開かれております。中越植物園の品物も、千両(カラタチバナ)、紫金牛(ヤブコウジ)、万年青(オモト)、松葉蘭(マツバラン)など少しですがおいてあります。古典植物というとほとんどは花ではなく葉の芸を楽しむ物で、一般園芸のような華やかさはないですが常緑のものばかりで通年楽しめるのが魅力です。

江戸時代から続いている斑入や葉変りの植物を主に古典植物というのでしょうが、それ以外にも当時から園芸全般が盛んだったようです。菊とか。江戸時代から専門の園芸書が刊行されていますし、接ぎ木の技術が確立されていたり、アサガオの実生なんかで経験的に遺伝の法則にも気づいていたようで、日本は昔からの園芸大国と言えるのではないかと思います。現在でも日本の園芸や農業の技術は非常に高いレベルにあるのではないでしょうか。

ヤブコウジ
ヤブコウジ。なかなか品種が揃わなくなってきました。コツは、ある程度日に当てて作ること。
イワヒバ
丈夫なイワヒバです。これも大変な種類があります。なかなか見分けが付きません。
カラタチバナ
百両金(カラタチバナ)です。凝った葉芸の物ほど弱く、完璧な育成法を模索したいところです。
カワラノギク
カワラノギク。とてもきれいな姿だが、絶滅寸前らしい。

2012/10/12 雪割草・山野草カタログができました!

毎年作っているカタログがようやく完成しましたのでお知らせします。雪割草、山野草のいろんな品種を掲載したカタログです。

8月くらいから写真の変更や商品の追加削除などの準備をするのですが、例年通り、バタバタしている内にいつのまにか完成しました。220ページくらい、送料込みで1,000円です。ご注文はFAX、メール、現金書留、なんでも受け付けています。1,000円分の切手でもOK。後払いも可能です(郵便局の振替用紙を同封します)。毎年、多少は値段やアイテムの変更がありますので、過去の物をお持ちの方も、興味のある方は是非お申し込み下さい。

それから昨年~今までご購入いただいた方には1部進呈しているのですが、届いていないという方はお手数ですがご連絡下さい。送り忘れなどこちらの不手際がほとんどですが、ときどき宛所不明で戻ってきたり、発送しているのに行方不明になってしまうカタログが発生します。なかなか届かない場合はお手数ですがご連絡いただけると幸いです。

アケボノソウ
アケボノソウ(Swertia bimaculata)。独特の花模様が面白いですね。
アメリカマユミ
アメリカマユミ。とげとげのある赤い実が面白いですね。丈夫です。
アメリカツタ
紅葉がきれいな定番種のアメリカツタ。大きくなると実もついてそれもきれいです。
アザレア椿
アザレア椿。中国産の早咲種でまだ珍しいと思います。
オタフクツタ
中斑の縮緬っぽいツタで、きれいですが植栽に向くかもしれない。
白実ウメモドキ
白実ウメモドキ。庭植にして大きくなった物で、毎年たくさん実がなります。

2012/9/11 オランダ その2

帰ってからしばらくは飛行機やら時差ボケやらでどうも体調が変でしたが、なんとか風邪もひかずにすみました。

オランダにいったついでにベルギーとドイツにも立ち寄りました。ベルギーは完全に観光、アントワープ大聖堂にいってきました。ルーベンスの傑作も眺めてきました。実は宗教画ってあまりぴんと来ないんですが。フランダースの犬の舞台がここのようで、それに関するドキュメンタリーDVDが販売されていました。フランダースの犬と言えばアメリカで制作された映画ではハッピーエンドだと聞いていて、何かの折にたまたまDVDか何かで見たんですが、なんと日本ではやっぱり犬も子供も死ぬバッドエンド?に差し替えてありました。どうせならハッピーなフランダースが見たかったんですが。

ドイツでは大規模農場を見学させてもらい、帰りにオランダの見本庭園に寄りました。

国境が明確に区分されているわけでもないのに、ドイツ、ベルギーに入ると町並みなどがやはりその国らしい風情になるのが不思議でした。看板の文字が変わっただけでそう思ったのかもしれませんが。

ステンドグラス
教会といえばステンドグラス。
フランダースの犬
日本人の観光客も大勢いるんでしょう、こんなのもありました。このごついネロは、天使のイメージか。
ギルドハウス?
市庁舎も歴史的建造物ですが、その周囲も古い建物、町並みが広がっています。
ショタイソウ?
かの有名なルーベンスの作品です。
英雄
敵の手首を切り落として海に投げ捨てた英雄の像らしいです。後ろにみえるのは市庁舎です。
ワッフル
正真正銘のベルギーワッフル。胸焼けしそうです。

2012/9/11 オランダ視察

8月末、オランダ視察に行ってきました。

この時期オランダはとても涼しくシャツ一枚では肌寒いくらいでした。日が照ると汗もかきますが、すぐ乾いてべたべたしません。日没は遅く、午後8時すぎまでは明るかったような気がします。日差しは強いですがぎらぎらしておらず、湿度が低いため蒸れたりもせず、植物が作りやすそうな環境でした。トリカブトが畑で日よけせず普通にできる、そんな気候です。北海道よりも作りやすそうでした。

農場はだいたい施設や圃場の規模が桁違いでした。もちろん商圏がEU、ロシア、アメリカと広範囲なためで、うちとしては参考にならないような・・・良くも悪くもだいぶ違いました。

生産の主体は庭植え用のものらしく、エキナセアやいろんなものがきれいに咲いていました。ススキとかのほものっぽいものもかなり需要があるようです。また見本市では日本の植物もたくさん導入されていました。日本ではありきたりでも国外ではNewアイテムというのもあるでしょう。今年開催されたオランダの花の祭典フロリアードで日本の地エビネが賞を取りましたが、なんでこれが?という感じのものもあります。それがおもしろいところでもあります。この辺はお互いに少しでも新しいネタを取り入れようということで、逆に最近では日本でも海外の植栽向きの草花が実際に庭などで使われはじめています。

オランダ圃場
ほとんど地植えです。秋に掘り上げて裸芽で出荷することがおおいみたい。
飾り
ホームセンターで売られている仏像的なもの。
土
圃場の土ですが、貝殻がたくさん混じっているところがありました。
ショタイソウ?
ホモノ類、グラス類も需要がかなりあるようです。
飾り
実際の使用例。
絵
これ、持っていると火事になるという「泣く男の子の絵」ですか?

2012/8/22 業者様向け「雪割草カレンダー」販売のご案内

残暑お見舞い申し上げます。今年は朝から太陽がぎらぎらする日が多いように感じます。夜も暑い。おまけに店では蚊が大量発生して困ります。

ところで、表題のとおり「雪割草カレンダー」をご紹介します。

日本雪割草協会では毎年雪割草の美しい写真をちりばめた「雪割草カレンダー」を作成、販売しております。大会入賞花を中心に雪割草の写真をたくさんちりばめたカレンダーとなっており、植物のカレンダーとしてはウチョウランや富貴蘭などのものが作られていますが、雪割草のカレンダーも良くできており毎年大変好評を頂いております。

そこで、草花を取り扱っているお店やさんにご案内いたします。あなたのお店でも雪割草カレンダーを取り扱ってみませんか?現在受注をお受けしているところですが、10部から御注文を承っておりますので、自分のお店にも少し置いてみたいというかたは8/30までにお気軽にご相談下さい。なおカレンダーの下部にお店の名前、住所などを印刷することもできます。(名入れの場合は50部からとなります)

雪割草協会の会員である必要はありませんし、少部数からOKですので、興味がおありでしたらお気軽にお問い合わせ下さい。(ただし、プロの方に限ります)

以上、日本雪割草協会からの宣伝でした。

あ、それから、都合により8/30まで不在となります。諸々のお問い合わせへの返信はそれ以降となりますのでご迷惑をお掛けしますがご了承下さい。

雪割草カレンダー
これがカレンダーの中身です。35×73cm、表紙も含め7枚。下に余白があり、お店の名前などをそこに印刷できます。
自動灌水
寒冷紗と自動灌水で夏を耐えています。寒冷紗のない場所は、ものによっては葉がちょりちょりになってしまう。とくにアクシバとかムラサキマユミは日陰でないと葉が無くなってしまう。
八重咲レンゲショウマ
八重咲レンゲショウマです。花色は環境で多少変化するのかもしれない。ある程度日に当てた方が色が良くなるみたい。まったくの日陰にあったものは薄い白に近い色だった。

2012/8/2 「斑入植物集」 販売のご案内

「斑入植物集」という書物をご存じでしょうか。知る人ぞ知る、ありとあらゆる分野の斑入植物のみを紹介した本です。

広瀬嘉道氏と横井政人氏の共著で現在第3巻まで出版されているこのシリーズはそれぞれ200ページを遙かに超えるヴォリュームで、内容も全てフルカラーで本当に斑入に集中して作られた気合いの入った本になっています。品種名は全て学名付き、のみならず本文も全て日本語と英語が併記されているので英語圏の方にも安心してご覧いただけ、また英語の勉強にもなります。

今回版元のご厚意により、この3冊シリーズを特別に特価でご提供できることとなりました。3冊セットで10,000円という驚きの大特価です。

植物好きの方なら持っていて損はないこのシリーズ、この機会に是非ご購入下さい。もちろんそれぞれ単品でも販売しておりますのでお気軽に御連絡下さい。(セット価格があまりに安いので、すでに1冊持っているかたもこの際セット買いした方がお得かも)

  • 「斑入植物集」第1巻・・・・・・5,400円
  • 「斑入植物集」第2巻・・・・・・5,400円
  • 「斑入植物集」第3巻・・・・・・7,000円
  • 「斑入植物集」第1~3巻セット・・・・・・10,000円
  • ※送料は別途いただきます。売り切れ次第終了とさせていただきます。

外で作業するのがつらいこの時期、涼しい部屋で斑入の植物を眺めて楽しまれてはいかがでしょうか。売れ行きが良ければ近いうちに第4巻の発刊も予定されているそうなので、是非皆様のご用命をお待ちしております。FAX(0258-66-7733)またはメールでお問い合わせ下さい。以上、宣伝でした。

斑入植物集第3巻の宣伝
第3集刊行当時のチラシです。すでに6年経過していますが、内容はまったく色あせていません。

2012/7/24 蒸し暑い

暑い。いつの間にか梅雨が明けていた。それほど降っていないが。植物もそろそろ一休みの季節でしょうか。いまは、キキョウがきれいでした。キキョウは姿も色もよく、切り花やお茶花にも使える素晴らしい山野草ですが、野生の物は絶滅危惧種になっています。たしかに背の高くなる野性のキキョウはお店でもあまり見かけません。わざわざ生産してないのか、また交雑しやすいので蒔くとなんとなく野生っぽさが足りなくなるのか・・・そんなことはないか。

市販のキキョウはほとんど実生品だとおもいますが、蒔いているといろいろ変りものが出てきて、それぞれがまた生産されています。白花や二重咲のほか、絞り咲など非常にきれいな物もあります。いまは二重の絞り咲などいろんな交配が行われているようです。丈夫できれいないい花なのでいろいろ面白いものができるといいなと思っています。

キキョウ
これが普通のキキョウでしょうか。きれいな花です。
藤色キキョウ
藤色のキキョウ。上品ないい色合いです。これの八重咲もどこかにありました。
白八重
白八重キキョウ。八重咲といってもごちゃごちゃせず清楚な姿です。
白八重網目
白の八重咲で絞りとはちょっと違う模様入り。芸は数年続けて出ているので安定していると思います。
三重咲
花弁が2重のものを八重咲と呼びますが、これは3重。フルダブルを目指したい。
フウラン
フウランはぶら下げた方ができがいいのでしょうか。
ピンクキキョウ
小型のピンク色のキキョウ。淡い色できれいです。
白花アポイキキョウ
育てていると何故か普通に戻りがちなアポイですが、これは今のところ小さいままです。
白八重キキョウ
この白八重キキョウは小型で、外側の花弁が反っくり返る変な花です。
絞り八重咲キキョウ
八重絞り咲キキョウ。少し安定しにくいので、芸のいいところを選抜して実生する必要があります。
フウラン
フウランも花が咲きそろってきました。
フウラン コルク付
コルク板につけたフウランです。毎年よく咲いています。

2012/7/12 富貴蘭の季節です

今は富貴蘭がきれいです。今年は気温が低めだったせいかまだ蕾の物もたくさんあります。他の花が終わる頃、涼しげな白い花を咲かせる富貴蘭は夏にぴったりの植物です。古典園芸でありながら丈夫で管理も楽で意外と取っつきやすいものでもあります。最も栽培が容易なランはシランであると言われていますが、着生蘭の中ではフウランも栽培容易なほうだと思います。少なくとも新潟では。この間、鉢から転がり落ちてミズゴケもなく棚に載っていただけなのに、花芽をたくさん付けたフウランがいました。まるでエアプランツです。

冬の管理が一番問題のようですが、ここではハウス内(屋内)無加温でぶら下げたまま管理しています。元来それほど寒さに弱いものではないので夜間の温度が-5℃程度までなら問題ないようです。水は晴れた日の午前中に、表面がさっとぬれる程度に散水します。午後までには乾き、少し湿り気が残る程度にします。冬もたっぷりやると凍結して痛めることがあるので、毎日はやらずに水やりは控えめに。

関東など湿度の低い地域では、同じやり方だと乾燥しすぎるかもしれませので、霧吹きで空気中に毎日少し湿気を与えるなどしたほうがいいかもしれません。また寒い地域で-10℃以下になるような場合は、さすがに外気にさらしっぱなしでは枯れますので人のいる部屋に取り込んだ方が無難でしょう。

富貴蘭展
富貴蘭。葉も花もきれいないい植物です。
フウラン
花もきれいですが、それだけでなく非常に良い香りがします。
交配パフィオ
交配パフィオ。たぶんマリポエンセ×デレナティ。寒さにも強く育てやすい。
カセンソウ
キク科のカセンソウ。個人的に好きな花。
火影
美しい虎斑の火影という品種。少し弱いと聞いたが、元気に育っています。
豹柄ナゴラン
他の蘭もいろいろ咲いてきています。これは面白い模様の豹柄ナゴラン。
ナツハゼ
写真だけとらせてもらった盆栽仕立てのナツハゼ。実付がすごい。いい出来です。
緋ネム
緋ネム。花はきれいだけど寒さに弱く個人的には苦手。

2012/7/5 イングリッシュガーデンに行ってきました2

気晴らしにみつけイングリッシュガーデンに立ち寄りました。みていると花壇を作りたくなります。天気が悪く、しばらくしたら雨が降り出したので退散。ビアガーデンは雨でも営業するのか?

非常に蒸し暑い日々が続いていますが、夜温は低めで日中との温度差は10℃くらいあります。植物の生育には悪くない状態です。高山植物なんかで失敗する場合は、だいたい7月までは悪くないのに8月半ばくらいから調子を落とすものがほとんどでしょう。夜間も温度が下がらないのが原因でしょうか。

温暖化なのか太陽活動の変化なのか分かりませんが、最近特に変化の著しい気候に対しては、やはり寒冷紗やハウスや灌水設備などを活用して対処するしかないですね。ほんとうは全ての植物を施設に入れたいんですが、寒冷紗1枚張るだけで出来がよくなるものもあります。

椅子
斑入のスイカズラかなにかに巻かれたベンチ。いい感じです。庭に置きたくなります。
アジサイ
通路を縁取るのはアジサイのアナベルでしょうか。
バラ
バラも絡まりいい感じになっています。
曇天
雷も鳴り始め、しばらくしたら土砂降りになりました。
寄植バスケット
銀葉の植物があるとアクセントになります。このホースも、巻き取り機も、おしゃれな感じです。
いろいろ
庭があればこれくら密集させて植えたい。
カラス葉トネリコ
トネリコでしょうか。銅葉、カラス葉の植物もインパクトがあります。
ボウラン
これは店にあったボウラン。ずいぶんきれいに咲いた。

2012/6/21 イングリッシュガーデンに行ってきました

先日みつけイングリッシュガーデンを少しだけのぞいてみました。

去年に比べてさらに充実し格段に良くなっていました。去年あたりから植物も育ちはじめ見応えのある公園に育っています。毎年きちんと手入れしているのがよくわかります。

最近は週末にカフェもオープンしていて、花苗の販売所などもあるそうです。入場者数も増えているようで、これからますます期待できます。

※カメラがなかったので、イングリッシュガーデンのようすは後日ご紹介します

赤花ヤマボウシ
今日の写真はイングリッシュガーデンとは関係ありません。すみません。これは赤花ヤマボウシ。紅富士でしょうか。
絞り咲カワラナデシコ
昨年頃デビューした絞り咲カワラナデシコ。人気があります。
ムシャリンドウ
リンドウだけどシソ科のムシャリンドウ。意外ときれいです。
ブラジリアンエーデルワイス
断崖の女王。ハウス内無加温で越冬します。あと通年半日陰でもよく育ちます。
ノイバラ 雅
バラは色々な品種がありますが、なかなか見分けが付きません。これは雅という品種だそうです。バラは剪定&肥培が欠かせません。
ネジキ
ネジキ。地味ですが意外といい雑木です。花も紅葉も。

2012/6/6 草木の手入れ

店の奥にロープを張って立入禁止にしている場所があります。以前は高級品や増殖用の物を並べていたのですが、立入禁止のせいかそのうち手入れのために入ることもなくなり、新たに品物を置くこともなく、いつの間にか一面トリアシ畑になってしまいました。今年こそ、少しは整理したいと思います。

手入れの基本は雑草を抜き肥料をやることです。日当たり、水のかかり具合などで鉢を移動したりもします。今年はいまのところ涼しい気候が続いているのでまだ施肥もあわせてやれるので、今しかありません。早起きして午前中少しずつやれば何の問題もないのですが、何故かできません。

雑草

写真は、どっかの裏山です。これくらいの勢いだと、除草剤&草刈りでかえって楽だが、一応ポットの中身を確認しなければ行けないので1ポットずつ草を抜くしかない。

中身が入っていてもかろうじて生きているもの、見られるようになるまで1年かかるもの。場所は限られているのでそういった物は捨て去って置くべき物をおいたほうが精神的安定につながります。

2012/5/19 日草展が無事終わりました

5/13まで、上野グリーンクラブで開催されていた日草展が終了しました。今年もたくさんのお客様にご来場いただきありがとうございました。東京は風がかなり強く晴れているのに肌寒かった。

今年は即売品の品揃えも展示品も、去年よりパワーアップしていたような気がします。

シライトソウ

シライトソウの大株。見事です。

トキソウ

オウリタトキソウ。概して花付の悪い大輪トキソウですが、これくらい咲いていると立派です。

屋久島シャクナゲ

屋久島シャクナゲです。最高です。

八重咲エンレイソウ

毎年人気の高い八重咲エンレイソウです。これは特に大株です。八重咲のエンレイソウは一芽だとなかなか花がきれいに開かないのである程度株のしっかりした物を作った方が見栄えがします。

2012/5/8 日草展のお知らせ

5/11(金)~5/13(日)の三日間、毎年恒例の日草展が開催されます。会場は山草フェアのときと同じ、東京は根津の上野グリーンクラブです。館内では席飾り、一点飾りの展示品が陳列されます。外では多数の即売品が沢山ならべられます。山野草だけでなく、見知らぬ雑木などもたくさんあり眺めていても面白いと思います。どうやら開催日は丁度いい気候となりそうで、皆様のご来場をお待ちしております。

※明日から出かけますので、留守の間はご連絡いただいても応対できませんが、ご了承下さい。

かざり

去年の展示品です。赤松と、イワカガミ。

2012/4/23 エンレイソウ交配

Trillium Hybrid エンレイソウの交配花を紹介します。

trillium hybrid_1

これは全て同じ交配によって生まれた花です。やはり同じ交配でも花色のバリエーションはかなり出るようです。外国で出たエンレイソウの本でその名も"Trilliums"という本があるのですが、交配結果はそれに書いてあったとおり。参考になる本です。

trillium hybrid_2

これは上記とは別の交配。変わった花型。

画像は全て花柄のあるタイプ(pedicellate trilliums)ですが、セシレ系との交配でどういった花になるのかは未確認です。そもそも交配できるのかもわかりません。セシレ系(sessile trilliums)とは花柄のないタイプのエンレイソウで、ルテウムなどが流通しています。(英語の発音は「セサイル」となるそうです)

変わり色?

エンレイソウはマイコプラズマに感染することがあります。マイコ感染の花には魅力的に見えるものが多いですが100%、株ごと絶えるとのことです。この画像もきれいな花ですが、どうも病気のようです。

コジマ
コジマエンレイソウの変り花。これは固定していて欲しい。
タマ・ビーノ
椿 タマ・ビーノ。美しい八重の白覆輪・・・のはずが覆輪芸がでませんでした。これだから玉の浦系は難しい。
底紅シラネアオイ
シラネアオイの底紅?確かに花弁の周囲が淡い色で底が濃いのですが、果たして信用していいのでしょうか。来年待ちです。
友の浦
こちらも覆輪八重咲の「友の浦」。値段は高かったが、間違いのない品物でした。全て芸をしています。

2012/4/23 斑入雪割草展です

雪割草は斑入や葉変りも沢山発見されています。そして常緑なので年々の変化も楽しめます。今、新葉がでてきて一番きれいな時期なので、何鉢かお店に並べてみました。興味のある方はのぞいてみてください。

それから外の品物もようやく芽が出て、ここ数日の暖気で一気に伸びてきました。雪割草以外の斑入植物も少し並びはじめました。

斑入雪割草
新葉のころが一番美しい。
斑入雪割草
葉変りも色々ある。斑入の葉変りは、なかなか作れないですね。
イワナシ
ナナカマドの山木にくっついていたイワナシ。5年くらいあったと思うがはじめて気づいた。
サンカヨウ
花が咲くときれいなサンカヨウ。大きめの鉢で育てていたら、咲いた。
トガクシショウマ
裏紅トガクシショウマ?普通、ここまで萼色ははっきりしていないと思う。
カタクリ
花瓶に挿したカタクリの花。1輪差しとは違った美しさ。
ミヤマカイドウ
ミヤマカイドウだと思うきれいな花。
千重咲ボタンイチゲ
まるで造花のような美しい花。千重咲ボタンイチゲ。

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