㈲日本山草加盟・日本雪割草協会会員

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日本雪割草協会会員・㈲日本山草加盟 中越植物園

ご来園ありがとうございます。新潟県のまんなかにある山野草専門店、中越植物園のホームページです。 生産・小売・通信販売・卸をはじめて早二十数年。 季節の山野草をはじめ、雪割草、椿、古典植物(カラタチバナ、ヤブコウジなど)、雑木苗、鉢、用土などを取り扱っております。

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過去ニュース3 2012/4/10~2011/12/15

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2012/4/10 雪割草の交配

そろそろ雪割草も花盛りを過ぎて花も散り始めている頃ではないでしょうか。ここで気を抜かずに気に入った花は交配しましょう。雪割草は種も良くつき、発芽も良く、蒔いて育てる楽しさを楽しむにはもってこいの植物です。しかしどうせやるなら目標を立てきちんとした交配をしたほうがより楽しめます。真面目に交配する場合、以下の鉄則を守りましょう。

  • 必要以上にやらない(やらなくていい花はやらない)
  • でたらめな交配はしない(秩序だてて交配する)

まず、花をおけるスペースは有限です。沢山蒔けば確率も上がるのですが、蒔いた種1粒1粒をポット上げすることになるので、1ケースびっしり種を蒔いたら数年後には何ケースに広がるか。面積だけでなくその1株1株を鉢上げして管理する手間も馬鹿になりません。そのため、コントロール可能な範囲で交配する量を決めましょう。発芽率やその後の歩留まりも計算にいれだいたいの目安を作っておくと気が楽です。発芽率、歩留まり共に8割とした場合、100粒蒔いた場合最終的に64ポット。7.5cmポットだと1ケースに少し余りますが、6cmポットだと1c/sで120粒くらい蒔ける計算になります。(6cmは1c/sに77入ります)。

何粒か、というのが花によってもまったく違いいちいち数えていられないので面倒な所ですが、適当に1花10粒と計算して花数でかけ算すればだいたいの目安になります。

それから漫然と交配してもなかなか思うような結果はでないようなので、数量のコントロールとも関係しますが、なるべく決めうちで行きましょう。段咲のF1自体はぱっとしない花であることも多いと思いますが、それゆえになおさら交配を信じて、そのぱっとしない花を蒔くことが大切です。段咲F1を適当にクロスしていると永遠に結果が見えてこない可能性があります。

それから長野の㈲日本山草本社で4/18(水)に見本市が開催されます。そろそろ色々な花が動いているシーズンですので、近辺の業者さんはお立ち寄り下さい。9:00スタートで、だいたいお昼過ぎ14:00くらいまで。お昼はお弁当がでます。

トルケスタニカ
原種チューリップのトルケスタニカ。チューリップには珍しい枝咲。
アマナ
これはいわば日本の野生チューリップ。アマナ。これもチューリップのフミリスなんかと雰囲気が似ている。
キバナノアマナ
キバナノアマナも枝咲で似ているが、これはチューリップとは別属になるみたい。でも似ている。
ポリケロマ
小型で花弁の裏にすじ模様が入るきれいなチューリップ、ポリクロマ。アマナによく似ている・・・。

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2012/4/10 雪割草の手入れ

そろそろ雪割草も花盛りを過ぎて花も散り始めている頃ではないでしょうか。ここで気を抜かずに花が終わったら簡単な手入れをしましょう。本当に簡単です。

  • 古い葉、花を切る
  • 肥料をやる

の2点だけです。

まず、花を切るのは灰色カビ病の予防のため必須です。雪割草では散った花びらが原因で株が腐ることがほとんど。逆に言えば早めに花柄を摘めば問題ない。ですので終わりそうな花は花茎ごと根元から取り去りましょう。すでに落ちた花びらは吹き飛ばします。それから、株元に力不足で伸びきれずに残っている蕾も忘れずに取り去ります。

古い葉が残っていると新葉がより伸びようとして全体が間延びしがちになるので、これも新葉が見えてきたら付け根からとりましょう。新葉の展開期に十分な日を当てることで全体を締まった形に仕上げられます。

雪割草に限らず新葉新芽を伸ばす春の肥料が最も大切です。少なくとも春だけは必ず肥料をやりましょう。植え替えは数年やらなくても枯れませんが、肥料を数年間やらなかったらものすごく弱るし、よくならない。無肥料で棚下に放置していた実生苗は、開花まで8年かかったりしました。

花が終わると一休みではなく植物は春夏秋冬連続的に活動しています。雪割草も花後の展開がかなり重要で、翌年の出来は花後数か月の管理でほぼ決まりではなかろうか。毎年弱ってしまう、花が小さくなるという場合は、とりあえず肥料を忘れずにやってください。

新葉
これから展開する新葉です。水が切れかかっている。なお、真ん中下に見えるうんこみたいなものは肥料です。
新葉
つやつやの新葉です。展開する頃には古い葉などは全て取り去ってある。
葉の比較
左が古い葉で、右が新しい葉。新しい葉はつやつやした光沢がある。
寄植
戸外に置く場合は花や古い葉などそのままでも自然な味わいがでてくる。でも肥料はやった方がいい。

2012/4/07 今年は寒いですね。

4月に入って積もるほど雪が降る年というのは久しぶりではないでしょうか。強風でハウスの脇のビニールが吹き飛んだり、電柱すら倒れたり、朝晩の冷え込みも真冬みたいで、最近は自然が思う存分暴れているような感じです。今年はめちゃくちゃ寒く外が天然の冷蔵庫状態だったので開花もかなり遅れています。その寒さのおかげというか未だに雪割草が咲いている位です。

とはいえさすがに雪割草のシーズンは終わりで、見頃はやはり2月から3月はじめくらいですね。山では4月頃が見頃というところもかなりあるでしょうが、山とお店ではやはり環境が違いますので新潟、関東あたりで4月に入って雪割草が見頃というお店はまずないのではないでしょうか。

他の草花も、高山植物などは特にそうですが図鑑などに書いてある花期とお店で咲いている時期というのはずれていることがあります。要するに暖かいと咲くので、山では6月に咲くものでも平地では4月に咲きます。山では雪があったりして6月にならないと開花する温度にならないんでしょう。山では初春と初夏のものが一緒に咲いていたりします。

お店では暖房して早めに咲かせることもありますが、やりすぎると外気温との差がありすぎて、外に出したとたんにしおれたりしますのでなるべく自然の(ハウスの外の)開花期に近いころに咲く方がいいみたいです。ただ今回の強風、冷害はどうしようもないですね。

ちょりちょり
強風であおられ葉がチョリチョリになったイチリンソウ。新潟は雪に埋もれてこういうことは滅多にないが、関東は普段から風が強いので全般的に風よけをしたほうがいいかも。
姫ショウジョウバカマ
怪しいおじさんから手に入れた姫ショウジョウバカマ。写真は尺鉢入ですが、確かに小型に思える。
パゴタ
美しい曙斑のカタクリ・・・ではなく、出芽後に寒さにあたって変色したもの。きれいといえばきれい。
オキナグサ
韓国産のオキナグサ。韓国にも日本のものと同じタイプが生えているが、これはシネンシスとかルイコフに近い。開いたらよく見てみたい。

2012/3/17 山草フェアが無事終わりました。

天候不順にもかかわらず沢山のお客さんに足をお運びいただきありがとうございました。初日は雨、二日目は朝に雪が舞うという天気でしたが、販売ブースが屋内で本当によかったと思いました。幸い最終日は空も晴れました。

天気が悪いのは、まあしょうがないですね。大昔、1月の世田谷のボロ市のときに雪が降って、開催当日の朝中止になったことがあったそうです。天気ばかりは相手にあわせるしかないので、小雨でも雪に比べればましだなという風に割り切るようにしています。

そうはいっても雨の中お越しいただいた沢山の方々に感謝します。ありがとうございました。

外の売店
外の売店です。傘を差して熱心に見ているお客さんが大勢いました。
クリスマスローズ
クリローです。結構たくさん出ていました。中にはかなりお買い得な物もありました。
雪割草
山草フェアでは初日あまり温度があがらず、雪割草は開きが悪かった。最終日はきれいに咲いていました。そろそろ咲き終わりですね。
中の売店
中です。出店に際しては新潟の中越植物園とは違い、値札も付け一応見やすいように並べておいています。毎回、持って行きすぎになります。
オオジロショウジョウバカマ
オオジロショウジョウバカマです。自生地は南の方だが、寒さもあまり気にしないようで丈夫。
前島
沈丁花ではこの大覆輪の前島と、中斑のものが綺麗。

2012/3/07 山草フェアが開催されます!

3/9(金)~3/11(日)の三日間、東京上野グリーンクラブにて山草フェアが開催されます!9:00~17:00まで山草にまみれてください。(最終日は16:00まで)

場所は例年通り上野グリーンクラブです。地下鉄千代田線根津駅でおりて、上野動物園方面の出口から徒歩3分くらいでしょうか。車でもOK、バスも駐車できるので団体さんもOKです。

ようやく雪が消え始めていま持って行く品物を出している所です。草、木、斑入、ラン、よくわからない物を持って行きたいのですがもう時間切れになりそうです。いつも通り、建物に入って右手の奥に出店していますのでぜひのぞいてみてください。

なお今回は初の試みとして、9日、10日に寄植や手作り鉢の実技教室が開催されます。参加料は材料費込みで3,000円~5,000円。教室に通ったり長期のコースを受講したりせず、遊びに来たついでにピンポイントで専門家と一緒に直接作品を作れる滅多にないチャンスですので、興味のある方は是非ご参加下さい。なお日程など詳細については上野グリーンクラブ(TEL:03-5685-5656)までお問い合わせ下さい。

カタクリ
数年前の4月、近所の山というか森に入ったときです。こうなるともう春です。
ムシカリ
これも近所の森というか藪を分け入ったところにあった、ムシカリです。3メートルくらいになっていたでしょうか。きれいでした。
雪の精
去年の山草フェアーで撮った、キクザキイチゲ 雪の精の写真です。

2012/3/06 県の花雪割草大会が無事に終了しました。

ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。会場が多少分かりづらい場所にありましたが沢山の方にお越しいただきました。また意外に天気にも恵まれ、展示の花もきれいに開いていたようです。

今年は去年にも増して天候が悪くいろんな催事などに悪影響を及ぼしており、県の花大会も例外ではありません。今年が第一回ですが、もしも第二回を開催するとすれば、すこし日程をずらして雪や開花調整の心配が少ない三月半ば頃の開催となるかもしれません。

何点か写真を撮りましたのでご覧下さい。大会以外の写真もあります。

千重咲 スダレ系
県の花大会。そうは見えないが、これは紅すだれが入った千重。県の花大会の写真はオレンジがかった色味になってしまいました。すみません。
実生新花変化咲で金賞
県の花大会。ピンクボカシ覆輪。実生新花の部で金賞。
標準花?
県の花大会。花びらのまとまった円形のきれいな絞り花で、唐子咲っぽくなる。好きな花。
濃色唐子咲
県の花大会。どす黒い唐子咲。実生新花の部で銀賞。会場で見たらかなり濃く見えた。
素心千重咲
県の花大会。申し分ない花型の青軸千重咲。
セツブンソウ
今頃セツブンソウが満開。去年の春、咲かない小球を寄植して忘れていたもの。棚下でワーっと咲いていた。
標準花 瑠璃殿
県の花大会「瑠璃殿」。悪くない花型で紫に紫覆輪、かつ白シベ。しかし覆輪芸が安定せず、また非常に増えにくい。
三段咲 玉桜
県の花大会。玉桜の三段。
唐子咲
県の花大会。隣の写真と同じ交配。芸が進むとメシベが弁化して噴水のように突出してくることがある。
三段咲 緑弁
県の花大会。巨大輪の緑弁三段咲。異様な迫力。
越後紬系統
紬タイプででた実生。花型はこれまでで最高。
椿 さつま紅
椿のさつま紅(くれない)。とてもきれい。この椿は宝珠咲になるタイプともう一つ、2種類ある。

2012/2/27 県の花雪割草大会!

雪割草全国大会も無事閉幕となりました。初日の小雨、二日目の東京マラソンによる交通規制にもかかわらず沢山の方にいらっしゃっていただき、感謝の念に堪えません。出品された花や、即売の花などいろいろと面白いものがあったと思うのですが、振り返るまもなく今週末は県の花雪割草大会が開催されます。場所は、メイワサンピア。3月3日(土)、3月4日(日)の二日間。9:00~17:00ただし最終日は16:00まで。

ところで、メイワサンピアって皆さんご存じでしょうか。県の花大会は初開催となる展示即売会で、もちろんメイワサンピアで開催されるのもはじめてとなります。前からある施設ですが雪割草展は実質はじめてで、ご存じない方も沢山いらっしゃると思いますので、地図と行き方を簡単に説明したいと思います。まず、地図です。


大きな地図で見る

これではよく分かりませんので、Googleマップの道案内を参考に車での行き方をざっと説明します。

北陸自動車道の巻潟東インターと新潟西インターの中間あたりに位置しています。新潟からの場合は新潟西、長岡・三条からは巻潟東で高速をおり、あとは下道を走ります。所要時間はどちらも30分見ておけば大丈夫でしょうか。

新潟からの場合、新潟西インターをおりて新潟西バイパスに入り国道116号線を西に進みます。しばらくそのまま進み、田んぼの真ん中にある明田という交差点を右折し、県道46号線に入ります。ここは信号のあるT字路です。そのままいくつかの交差点を抜けて進むと県道2号線と交差する交差点がありますので、少し細い道になりますがそのまま直進してください。するとメイワサンピアの敷地が見えてきますので、後は敷地に沿って左折し、130mほど進むと右手に入り口が見えてきますので右折して到着です。

長岡方面からの場合は、巻潟東インターをおりて国道460号線を進みます。途中、河井という交差点を右折し、巻中央インターを通過し、巻駅の側の踏切を通過し、信号を超え、橋を渡った次の交差点を右折してさらに道なりに川沿いを進みます。この間、何度か曲がりますが走るのはずっと460号線です。やがて左手のガソリンスタンドを超えたところで間手橋というT字路にさしかかるので、これを右折し、県道2号線に入ります。そしてこの2号線を6kmほど進みます。しばらく進むと三叉路っぽくなっているところがあるので道なりに左ななめに進みます。直進は進入禁止になっている所です。そして、左斜めにはいってちょっと進んだ最初の交差点を左折します。カーブミラーだけで信号はありません。あとは敷地が見えてきますので、敷地にそって右折し、メイワサンピアの入り口で左折して到着です。丁度、新潟方面からの反対から来ることになります。

長々と書きましたが実は私も行ったことがありません。googleマップを見ながら書いてみました。カーナビがあれば間違いないでしょう。また詳しい行き方は直接会場であるメイワサンピア(TEL:025-239-3232)さんにお問い合わせ下さい。中越植物園では残念ながら詳しく分かりませんので。

電車の場合は、JR越後線の内野駅から、タクシーが便利です。越後赤塚駅が最寄りですが、無人駅なのでタクシーがないのではないかと思います。

それではみなさんごきげんよう。

2012/2/25 雪割草全国大会!

いよいよ雪割草全国大会の幕開きとなりました。東京は暖かくていいですね。雪割草も丁度きれいに咲いたところをたくさんお持ちしました。持ってきたのは

  • 雪割草のお買い得品
  • 標準花の秀花
  • 作込みの良株品
  • 6cmポット作りの秀花
  • 山野草いろいろ

などです。お買い得な年数のたった株立品や安価なものの他、安売りには惜しい秀花や、実生ででたちょっとしたものなどいろいろお持ちしています。実生品も6cmポットながらしっかり咲いていて、鉢上げがためらわれる可愛らしさです。うちの場合特に交配内容は明記していないことが多いですが、変化咲も標準花も基本的には花型重視で、よれよれの濃色よりは堂々とした円弁の花、理想としては円弁大輪濃色花、という気持ちです。最後に残るのはやはり正形円弁大輪の基本を押さえた花だと思いますが、そういうのはやはり少ないですね。

それから山野草も持ってきましたので、是非こちらものぞいていただければと思います。雪割草&山野草で花の好きな皆さんには十分に楽しんでいただけると思いますので、是非週末は上野グリーンクラブまで遊びに来てください。

2012/2/19 こんどは雪割草全国大会です。

週末に開催された雪割草新潟大会は無事閉幕しました。早朝は雪がひどく交通が心配でしたが、開催中は雪も小やみになり時折日が差したりして寒くはあるが穏やかな日でした。足下の悪い中ご来場いただきました方々に感謝いたします。

展示・審査品に関しては本来出したかった秀花がまだ咲いてこないというかたも沢山いらっしゃったことと思いますが(みんなそうかな)、それでも皆さんきれいに咲いた花を持ち寄って見事でした。今年は記録的な大雪・寒波なので花が遅いのは仕方ないですね。なんだかんだいっても花は人に言われて咲くのではなく咲きたいときに咲いてくるもので、またその方がきれいに咲きます。今年は3月にも大会があるので、そちらも楽しみです。

週末は雪割草全国大会です。場所はいつも通り、上野グリーンクラブです。雪割草以外の草や木も、雪の下から引きずり出して少しは持って行くつもりですので、是非足をお運び下さい。

標準花 寿
大会でとった写真を、数点ですが載せます。円弁大輪正形花。こういうのが好きな花。
斑入千重咲
斑入かつ千重咲という二芸品、どちらの芸も悪くない。
きれいな雪割草
きれいに咲いていました。
標準花 星月夜
これも正統派の美しい標準花。
実生新花
三段咲の実生品。写真では分かりませんが咲き方がちょっと変わっている。緑の強い渋い花。
雪割草いろいろ
ご来場ありがとうございました。

2012/2/15 雪割草新潟大会開催のお知らせ。

2月18日、2月19日の金土に、新潟県三条市の地場産業振興センターメッセピアで雪割草新潟大会が開催されます。

毎年恒例となった新潟での雪割草大会です。かつては東京大会の後に開催されていたのですがここしばらくは新潟大会が初の雪割草イベントとなる年が続いています。今年は特に寒いのでなかなか花が上がってこないといいますが、生産者のかたはさすがプロだけあってしっかり準備を進めているようです。まだ外が寒い中で咲いているのも雪割草らしくていいと思います。本場ならではのみずみずしい雪割草が見られることでしょう。

場所は三条市地場産業振興センター メッセピア本館の1階多目的大ホールです。詳しい場所、行き方はこちらのメッセピア施設概要ページでご覧下さい。

今年はあいにくの天気で大会の日もちょうど雪という予報なので足下にお気を付けてお越し下さい。

いま、即売品や展示品の準備をしているところです。毎年数百鉢の雪割草が展示されますが、1年間しっかり作り込んだ充実した鉢が多く参考になります。展示や競技となると花だけでなく全体の鉢姿もとても大切になってくるので他の花に見劣りしない品を選ぶのにいつも苦慮します。前年のうちにしっかり準備できればいいのですがいつも泥縄式になってしまう。

大会の様子
去年の雪割草新潟大会でとった写真です。
お店の様子
去年の2月下旬頃の、中越植物園の様子です。だいぶ咲き乱れてます。今年は少し開花が遅れ気味です。
花の様子
ときどき雪山や他の草花を思いながら、苦慮しているところです。

2012/2/2 池袋西部百貨店屋上で雪割草展示即売会のお知らせ。

池袋西武百貨店屋上の㈲駒場ばら園様のコーナーで、雪割草の展示即売会が行われています。また寒波がくるとか言われており、さらに屋上なのですが、東京はたぶん暖かいことでしょう。花はもう咲いていると思いますしエレベーターもあるので、問題ないはずです。お出かけのついでにお時間がありましたら是非お立ち寄り下さい。

昔から池袋駅の地理がどうもわからずどの出口がどこにつながっているのか覚えられないのですが、池袋駅の東口側が西武百貨店とつながっているようです。少し変ですが、かえって覚えやすいでしょう。

雪
昨日20cmほど溶けたのにまた降ってきた。
クリスマスローズ
寒くても咲いてくるクリスマスローズです。青軸正形の上品な花です。
きれいな雪割草
シンプルな花型ゆえに美しい模様がはっきり分かる。標準花の魅力はつきないですね。
高速道路
高速道路です。雪のためほぼ一車線化していました。
フキタンポポ
蕾のまま固まっているフキタンポポです。
千重咲
ピンクとラベルが付いていますが、ほぼ白になっています。確かに、去年淡いピンクだったものです。年によって、気候のせいなのか肥料などの関係なのか、色や咲き方ががらっと変わることがよくあります。

2012/2/2 京成バラ園芸様で雪割草展示即売会のお知らせ。

雪割草

立春とは名のみの寒さがつづいておりますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。この度、雪割草の展示即売会を開催することとなりましたのでお知らせ申し上げます。といっても例年開催していただいている、京成バラ園芸ガーデンセンター様での催しのことです。

2012年2月4日(土)~2月12日(日)まで、京成バラ園芸㈱様のガーデンセンターにて、雪割草の展示即売会が開催されます。ちょうど咲き始めた見頃のものがたくさんありますので、お時間のあるかたは是非立ち寄って、実物の雪割草をご覧になってみて下さい。これだけ変異のヴァリエーションに富んだ植物はあまりありません。ぱっと見はどれも同じように見えるけれど、よく見るとやっぱり違う。

それから、雪割草だけでなく山野草も毎年置かせていただいています。今年は品種にしてらくらく100種類以上のいろんなものがでてくる予定ですので、そちらも併せてご覧頂ければ幸いです。千葉県ということで、千葉に自生のある百両金(カラタチバナ)の苗木も持って行きます。普通のカラタチバナはわかるけど「百両金」は知らないというかた、地元の古典園芸植物に触れるチャンスです。

なお、最終日12日は午後3時までです。以降は撤収となりますので、お早めにお越し下さい。

しかし、ものすごい雪で果たして無事に行けるんだろうか・・・吹雪で道が見えない・・・

普通のカラタチバナ
お正月飾りなどに使われる、カラタチバナです。
雪割草
当園の実生です。もうじき咲き乱れてきます。
百両金 麒麟錦
カラタチバナの変わり。いったいなぜ、こんな風になってしまったのか。謎です。
氷です
裏の車庫に落ちていた謎の氷塊です。屋根もあるのに何故。大きいです。

2012/1/27 大雪です。寒い。

雪割草

雪割草の早めのものが咲いてきました。実生は6cmポットに植えていますが、この位の作りも可愛らしくて非常に好ましく見えます。周りは雪に埋もれて何もないなかで咲いてくると、本当に花の宝石のようです。

その実生の写真ではありませんが、咲いているものを適当にとったのでご覧下さい。

hepatica
千鳥の唐子咲。わざわざ作った花です。小天狗。
hepatica
実物をみたら非常にきれいだった。濃紫底白の「ひとみ」。
hepatica
大株にすると見事。大雪嶺。天青とおなじ。
hepatica
貴宝冠。紫の三段咲の名花。
hepatica
三段咲の雷雲。開くとちょっと薄くなる。
hepatica
千重咲の紫聖。
hepatica
千重咲の朱鷺。
hepatica
実生で作った花。とてもきれい。
hepatica
珍しい緑の千重咲。神童。
hepatica
雛桜。鋭角的な多弁の千重で、大輪で色もいい。
hepatica
赤円弁底白。紅艶タイプ。こういう花をみると、やはり花型が一番大切だという気がします。
hepatica
やや小振りに咲いているかな?天剣という花です。
hepatica
桃幻翠という千重咲です。きれいです。
hepatica
ちょっと変な咲き方をしています。時々、こんな風に地際で咲いてしまうことがあります。

2012/1/24 パソコンが壊れました(;_;)

使い始めて4年目、前触れもなく壊れてしまいました。画面全体が文字化けしたように乱れ、windowsが起動できず再起動の繰り返し。やがてエラーメッセージが繰り返し表示されるだけでどうにもなくなりました。画面が乱れているのでエラーメッセージもよく読めません。マザーボード上のなにかが故障しているのだと思いますが、ノートなので分解もできず、もうだめだという結論に達しました。

ハードディスクは無事のようで、幸いデータは助かったのでほっとしました。ただ、壊れたノートはwindowsXPで新しいのはwindows7なので、ただデータをコピーするだけではうまくいかないことが色々あり面倒でした。windows7自体もXPと比べると使い勝手がかなり変わっていて、まだ慣れていません。

せめて5年は使いたかったのですが環境があまりよくないので仕方ないのかな。パソコンは徐々にではなくいきなり壊れることが多いので、まめにバックアップをとるべきなんだなあと思いました。

それにしても最近のパソコンの性能はすごい。メモリ8GBにも驚いたが(それもノートで)、CPUもcore i7とかいう聞いたことのないものでした。パソコンは速ければ速いほどいいのでそれなりに納得のいく機種を選んだら、結果的にブルーレイディスクも見られるし、ゲームもできる機械になりました。

Skyrim
The Elder Scroll V Skyrimというゲーム。ドラゴン、剣と魔法といった典型的なファンタジー。世界を探検しているだけで楽しい。
ピンク唐子咲
データが無事で本当によかった。これは円弁大輪の美しい花です。
Rage
荒廃した近未来で化け物や悪党を退治するような感じ?Rageというゲームです。
ユキモチソウ
ユキモチソウの球根です。おいしそうですが、毒があります。テンナンショウの果実も弱毒性のようで、触れていると時に唐辛子をいじったときのようにピリピリしてくることがあります。

2012/1/16 特価セールもうすこし続けます

1月2日より続いていました新春特価セールですが、ご好評につきもう少し続けることにいたしました。

ここ数日、気温が下がり、雪が降り続いていましたが、ようやくおさまったようです。このあいだの夜、のっていた車の車外温度センサーを見たら「-8℃」になっていました。何かの間違いだと思いましたが、その後市街地に近づいても「-5℃」でしたので、本当に-8℃あったのかもしれません。走行中だったので向かい風の影響?

長岡市や、中越植物園のある見附市は豪雪地帯ではありませんが結構雪の多い土地です。

雪
棚上の雪。さらに降ると、自動灌水のパイプに届きます。
手帳
雪割草の交配内容を記した手帳。今から整理しておかないと収拾が付かなくなります。

2012/1/11 雪割草の植え替え

ようやくお屠蘇気分が抜けてきた今日この頃ですが、下の写真は去年の11月以降に植替えた雪割草の写真です。

ポット底の根 鉢底の根

はみ出ているのは新しく生長した根です。一番伸びていたものはポットの底穴から数センチも伸びていました。寒いあいだにも根は動いていることを再確認しました。

これだけ根が伸びる訳ですから、秋に植替える際にはかなり思い切った古根の整理をしても構いません。というより、むしろ古い根をある程度切り詰めた方が、新しい根の生長はよいでしょう。具体的には、根の3分の2を残して、先端の3分の1くらいは切り落としても問題ありません。新しい根は根の先端から多くでるようなので、古い根をあまり長いまま残しておくと、根の出ていない黒い根茎部分が増えてしまい、結局根の生長が阻害されます。ポットからはみ出る位に伸びた根は、秋の植え替えの際に潔く切り落としてみて下さい。(もちろん、これは健全に成長している株の場合です)

それでは、冬~春に植替える場合はどうでしょうか。せっかく新しく伸びた根が沢山ついていれば、わざわざそれを切り落とさず、残して植えればよいと思います。しかし、基本的には秋と同じく、無駄に古い根がついていると結局は根が生長できなくなります。自生地と違いポット/鉢内の空間は有限ですから、ポット内にしめる古い根の割合が多いと、当然新しい根は伸びようがないわけです。春以降も根は動きますので、やはり長すぎていたり、混みすぎている根は適宜整理して植えた方が、後々の生長はよくなります。

雪割草
本格的に咲いてくるのは、2月に入ってからですね。
ツワブキ
ツワブキ。
椿 初黄
ほんの5センチ程度で蕾を付けた椿。
窓辺
カラタチバナ、琴糸南天、マツバラン。常緑の植物は真冬でも飾れていいですね。

2012/1/2 あけましておめでとうございます。

何年か前、元旦に弥彦神社にお参りに行き、ロープウェーで山頂まで行ってそのさきの御神廟と思われる場所まで行ってきましたが、吹雪いていて死ぬかと思いました。ロープウェーを降りてからすこし歩くのですが、距離的に積雪があっても15分くらいで行けるだろうと思っていってみましたが、道は雪に埋もれつるつるで、視界が悪く、とにかく寒く、大変でした。

今年は山頂まで行かずお参りしてきましたが、雪はそれほどありませんでした。

本年もよろしくお願い申し上げます。

雪割草
明るい赤の三段。かなりいい花になりそうです。
雪割草
三段型千重咲。非常に美しい花です。交配によっては、三段と千重の中間タイプがよく出ます。
雪割草
玉紫艶(たましえん)。色、花型ともに優れた銘花。
雪割草
愛物語。前に愛物語かな?と書いた花は、「夕焼(ゆうやけ)」みたいです。
雪割草
黒牡丹(こくぼたん)。黒い色合いが独特。
雪割草
きれいな三段。

2011/12/30 今年はありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

今年も残すところあと僅かとなりました。いつも以上にあっというまに過ぎていった1年だったような気がします。

いろいろな出来事がありましたが皆様のご愛顧誠にありがとうございました。来年は1月2日より営業いたしますので、新年もよろしくお願い申し上げます。2日より新春特価セールとなります。店内は雪割草が中心で、以下のような品揃えになる予定です。

雪割草
  • 雪割草 値段別特価コーナー
  • 鉢入銘品特価
  • 交配実生初花コーナー
  • 札落混合特価
  • まとめ買いお買い得セット

名前の通りですが、値段別特価コーナーでは、銘品、無銘にかかわらず500円、800円、3,000円など値段別に販売いたします。もちろん全て特価。鉢入特価は半額くらいになるものもあり、お買い得です。交配初花はまだ未確認なので、どんなのが咲くか分りません。

もちろん普通の山野草や鉢などその他の商品も2割引での販売となります(特価品、書籍以外)。お時間のあるかたは是非お立ち寄り下さい。またご希望の品種などございましたら、何なりとお問い合わせ下さい。

それではよいお年をお迎え下さい。

雪割草
雪割草
去年とった写真です。千鳥の三段咲。ありえない。
雪割草
きれいな千重咲で、花も大きかった。
雪割草
写真写りがよくありませんが濃色の唐子咲で、花もけっこう大きい。
雪割草
紫の三段咲のよいタイプ。

2011/12/27 2割引セール開催中!

近年では珍しく、年内に結構たくさんの雪が降っています。連休前後、予報では吹雪とかいっていて心配しましたが、昼間は陽が差したりして思ったほどではなかった。とはいえ、棚の上や屋根にはすでに雪が積もっており、雪国らしくなってきました。店内もだんだん雪割草が増えてきました。(外の品物は雪の下になって発掘が大変です)

11月頃に植え替えした雪割草で、12月に入ってから根がポットの底穴からずんずんはみ出るほど伸びているものがあり驚きました。今だにかなり根が成長しているようです。冬場の水やりは、あまり乾かないので基本的には少なくていいのですが、じゃぶじゃぶやるという人もいるようです。屋外に出しておく場合は、乾燥中に凍り付くよりは水分があったほうがいいので、確かにたっぷりやってもいいかもしれません。それで思いましたが、雪割草がきれいに咲かないのには湿度不足があると思うのですが、冬場も水を普通にやることである程度解消できるのかもしれません。

ただし、寒風には気をつけてください。どこでもそうですが、特に関東地方など、雪もなく、空気も乾燥している所では要注意です。

雪
このあと、枝が全部雪で埋まりました。
桃太夫
桃太夫という美しい花です。
ユーレタイド
サザンカ、ユーレタイド。極濃色の一重。いい花。
千重咲
愛物語かな?縁が欠けているのはナメクジの食害です。ナメクジに新芽を食われることがよくあります。夜にトラップを仕掛けて一網打尽にするとよいでしょう。ナメクジ退治のコツは、やるときに徹底的にやること、そして居なくなったように思えても定期的に罠を仕掛けることです。しかし、実際やるのは大変。

2011/12/15 だんだん寒くなってきました。お体にお気をつけください

新潟では17日あたりから冷え込んで雪も降るようですが、まだつもる程ではないと思います。あまり雪が多すぎないといいですね。蛙やトカゲはもう冬眠していました。

12月にはいると、寒さのあまり土をいじったりするのがおっくうになります。しかし、多くの植物にとっては植え替えの適期ですので、防寒対策を整えた上でやってみてはいかがでしょうか。

まず、手袋は必須です。土汚れを防ぐだけでなく、寒さ対策として、手袋を二重にします。内側に薄い軍手風の手袋をはめ、その上に薄いゴム手袋をつけます。こうすると、厚い手袋に比べ多少細かい作業もしやすくなります。素手や、薄手の一枚だけだと寒すぎて不器用になるので、二枚重ねが効果的でした。

なお、園芸作業では枝をつかんだりはさみをつかったりしてどうしても手袋が破れることが多く、手袋はほぼ消耗品扱いとなります。どっちみち破れるので、高価なものより、安価なものを使い回したほうが長持ちします。

つぎは長靴についてになるのですが、新潟では必須ですが、普通、植替え時には特に必要なさそうです。一応、内側がナイロンなどになっているものが暖かくおすすめです。

お店にはようやく雪割草が並び始めました。

一子侘介
一子侘介なんですが、絞りが入ってます。なんだろう。
鶯声
もう咲いてきました。少し気の早い花です。鶯声。
一子侘介
三光斑カンツバキ。珍品です。
大黒舞
こちらも早め。大黒舞という花です。

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