㈲日本山草加盟・日本雪割草協会会員

中越植物園 WebSite

日本雪割草協会会員・㈲日本山草加盟 中越植物園

ご来園ありがとうございます。新潟県のまんなかにある山野草専門店、中越植物園のホームページです。 生産・小売・通信販売・卸をはじめて早二十数年。 季節の山野草をはじめ、雪割草、椿、古典植物(カラタチバナ、ヤブコウジなど)、雑木苗、鉢、用土などを取り扱っております。

広告

過去ニュース2 2011/5/18~2011/12/3

トップページへ - 少し新しいページへ - さらに過去のページへ

2011/12/3 椿

日本の銘花、椿。白侘介の中に、美しい変り花が混じっていました。

白侘介
なんか、模様が入っているのを発見。
白侘介
控えめな入り方が侘介によく似合っている。

紅の掃込が入っているのが分りますでしょうか。秋一番みたいに。派手でなく、一筋だけ入っているのがまた侘介に似合っていて最高にきれいですね。

この木で、この一花だけがこうなっているので、この枝が伸びたら接木をして、二年くらい育ててみて沢山つぼみが付いたら全ての花を確認して、同じ芸をしているところだけまた増やす・・・。難しいですね。安定度も分らない。せめて一枝全部、こういう芸をしていれば可能性は高いのですが。(たぶん来年は普通花のみだと思う)

椿は枝変わりといって、本来の花とは変わった花がつくことが結構あり、それが魅力の一端にもなっています。そうした部分を接いだり蒔いたりして、椿の膨大な品種が生まれています。逆に小さい苗だと本来の花が咲かないこともあり、中には安定性の良くない花もあります(玉の浦など)。

それにしても椿は丈夫だし、派手なものから上品なものまで品種も多く、葉変りも斑入もあり、魅力的な木です。

広告

2011/11/8 紅葉の季節

今年は11月に入っても昼間20度超えたりしてるんですが、大丈夫なんでしょうか。夜間はさすがに冷えますが。雪が少ないことを祈ります。

そろそろ、草も枯れ、木も落葉してくる頃ですが、その一歩手前の紅葉した状態はなんでもきれいに見えますね。意外と、草の紅葉もきれいなものです。タコノアシ、キンコウカ、ヒメシャガ、ゴゼンタチバナなんかは結構きれいです。

モミジ
定番です。モミジの紅葉です。きれいです。
風鈴ツリバナ
大きめの風鈴ツリバナに実がびっしりなりました。すてきです。
ビナンカズラ
ビナンカズラの実が真っ赤に色付きました。おいしそうです。(変な味だし、毒があるかもしれないので食べないでください)
イワヒバ
イワヒバです。渋いです。
ヤマボウシ
どこかで撮ったヤマボウシです。びっしりです。
コマユミ
寒いところのコマユミで、締まって良くできています。真っ赤です。
ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナです。渋いいい色をしています。エゾゴゼンタチバナは今頃地上部がすっかり枯れてしまいます。
ヒメシャガ
ヒメシャガです。きれいだと思ってみると、だんだんきれいに見えてきます。

2011/11/5 ウメバチソウ

ウメバチソウ
今年咲いたウメバチソウ。全て地べたに置いた。

コウメバチソウ

この背が低いのはコウメバチソウ。

ウメバチソウはなかなか栽培が難しいですが、どうやったら綺麗にできるんでしょうか。

まず、暗すぎる場所はだめです。夏に葉が痛んで日陰に移すと、尚更悪くなることがあります。半日程度は日が入る場所でないと、下手すると枯れます。思っているより直射日光には耐え、春は遮光無しで問題ありません。夏場以降、半日陰程度の場所に移します。水加減については、常にじめじめしているような高い湿度を好むようです。

今年、三段組になっている棚にのせておいたウメバチソウは、葉が痛み、非常に見苦しい状態になってしまいました。棚の間隔が狭く水が十分かからない上に通風がよく常に乾燥気味となり、ウメバチソウにとっては良くない環境となっていたようです(同じ場所で良くできる植物もあります)。逆に、地べたに置いたものはほったらかしでも綺麗に咲きました。苔生すような地面から間近で、日光も周りの棚などに遮られて朝日が入る程度。水は普通にやっていますので当然湿度も高く、そういうのがよかったみたいです。

湿度を保つようにし、ある程度の日差しを取り入れて育ててみてください。水受け用の皿の上におくとか、ポットの下にビニールを敷くとかするのも有効です。

白ネリネ
まったく関係ありませんが、純白のネリネ。

サワフタギ

無関係ですが、サワフタギ。青い実がきれい。

2011/10/28 雪割草の寄植

雪割草の寄植
ユキワリソウの寄植。ほったらかしの方が風情がでるかも。
雪割草の寄植
葉が多少日焼けした。遮光50%でも足りない。

雪割草とブナの寄植。これは、外の通路脇に出していたものです。さすがに葉は痛んでいますが、思ったよりもよく育っていました。

日当りは、通路の足下で、棚や他の木に遮られて日陰気味。これがよかったようです。さらに7月~9月の日差しが強い頃は50%遮光の寒冷紗下。水は自動灌水で、夏場はほぼ毎日。夏以外は、晴れの日が何日か続いたらやる感じ。肥料は、無し。

葉の傷みは日差しによるものだとおもいます。5月ころまではなんともありませんが、6月に入ってにわかに傷み始めました。もう少し日当りの良いところだと、茶色くなってぼろぼろになると思います。また肥料をやらなかったので、ちょっと黄色っぽくなっています。(花芽はちゃんとできていました)

やはり雪割草には遮光と湿度が大切です。夏場、もう少し遮光することで、葉っぱをきれいなまま保てたと思います。棚下にいれても良かったくらい。また水やりに関しては、地際においていたため湿度が保たれ、今年のような暑い年でも何ともありませんでした。苔も、成育に寄与しているのかな?空気中の湿度が高い方がよくできるようです。

日が良く当たる場所に置いてあったもう一つの寄植は、半分くらい葉っぱが焦げてなくなっていました。それでも無肥料で花芽はできていましたので、基本的に丈夫な植物だなーと思います。

2011/10/10 APG植物分類体系

2009年に発表されたAPG植物分類体系が3版でだいぶ細かい所まで属が決定され、それに基づく分類表が日本でも発売されたりして、ますます受容の拡大が広がりそうです。

しかし、有名どころのでかい図鑑などがAPGに移行していない現状では、現行のエングラー体系が主流のままです。エングラー体系とAPG分類体系ではかなり激しい異動が見られるので、まずは対照表を眺めて慣れる必要があるのではないでしょうか。上位分類でかなり大幅な変更があり、植物学的には重大なインパクトのある変更だと思いますが、これは普段意識していない部分なので私にはよく分りません。一般に関連のある科や属での大きな変更点としては、ユリ科、ユキノシタ科の大幅な解体変更があります。その他、独立や編入沢山の変更点があります。

去年のカタログで、新しい科を採用しようかなと思ったのですが、やはり現行ではまだあまり浸透していないこと、変更点が多すぎること、APG分類でも見解の分かれる部分が結構有ることから、まだ取り入れていません。ただし今後はAPG分類が主流になるとほぼ断言されているので、関係有りそうなところだけ分りやすいように対照表でも作ろうかな。

ニシキギ科ウメバチソウ属
なぜか、ウメバチソウがニシキギ科に。

ナギイカダ科スズラン属

スズラン。ランと付くのに、ユリ科だった。いまはナギイカダ科。よくわかりません。
キジカクシ科ツルボ属
ツルボがキジカクシ科。ヒアシンス科とする見解もある。このように異説のあるものも結構ある。

レンプクソウ科ガマズミ属

レンプクソウ科ガマズミ属。レンプクソウもだいぶ出世(退化?)しました。スイカズラ科もいろいろと変更がある科です。

2011/10/1 2012年度版カタログ完成

2012年度版の雪割草・山野草カタログが完成しました。売れば売るほど赤字になる驚異のカタログですが、いろんな植物の写真がたくさん載っているので興味の有る方は眺めてみてください。約230ページ、雪割草の写真が600点以上、その他山野草が1000点以上。

送料込みで一部1,000円で販売しております(1,000円分の切手でも可)。ご希望の方はメールやFAXなどでカタログ希望と明記の上、住所氏名電話番号をお知らせ下さい。ご依頼お待ちしております。

2011/9/21 赤花ウメバチソウ

つい数日前まで先日まで30℃を超える寝苦しい日々が続いていました。天気予報などで「明日から最高気温22℃」と言われほんとかよと思っていたら、本当でした。台風の影響で雨も一日中降り続いていました。それまで一月ほど降らなかったのに。自然の威力はすごいですね。

赤花ウメバチソウ

赤花ウメバチソウがとてもきれいです。個体により色は多少ばらつきますが、中には結構濃色の物もあります。今までは非常に高価な実生苗しかありませんでしたが、開花株が出荷可能となりました。まだ高価ですが。

2011/9/19 綺麗に咲かせるコツ

上手に育てて咲かせるには。

ハウス(建物)内で育てるのが一番枯らさずに作れます。雨水を遮断し、水をコントロールできるので水管理の失敗が減ります。空調を備えることで急激な温度変化も防げます。また風を遮ることで綺麗に花が咲きます。(バラ、椿、ユリなど、花を綺麗に咲かせるコツは雨風にさらさないことです。)

外で栽培した場合。雨の日は水をやる必要がありませんが、土砂降りが続くと悪影響が出ます。夏に猛暑が続くような年は、寒冷紗がないと焼けて枯れるかもしれません。ただし外で作った方ががっちりできて、自然な感じにもなります。

園芸店で売られているようなボリュームたっぷりの鉢花のように仕立てるにはハウス栽培が適しています。(実際多くの鉢花はハウス栽培です)少し枯れた葉などを付けて、味を出すには、外に置くが適しています。好みの問題だと思います。少し肥料が切れかかっている程度のほうが好まれることもよくあります。

2011/9/9 北海道に行ってきました

上野ファーム、北大植物園。

上野ファームは色とりどりの花、木がびっしり植えられていました。そこそこ広いのですが、いくつかの異なるコンセプトの庭園に区切られているためきれいにまとまっている感じです。狭すぎず広すぎず、ちょうどよい感じのガーデンでした。コーヒーが美味いらしいのですが間違って売店のアイスコーヒーを買ってしまい、おかしいなと思っていたら外に立派なカフェがありました。でも時間がないのですぐに帰ってきました。

  • 株の密度が高いため一見ごちゃごちゃだが、きちんと計算して植えられており、まとまっている
  • 木も結構育っていて、各所でよい日よけになってる
  • 洋風庭園だが、どことなく日本風な感じ
  • ガーデン周囲に木を植えていて、きちんと外界と障壁を作ってある
上野ファーム庭の入り口
上野ファーム入り口。

上野ファーム

全景写真をとっていないので変な写真。植物の植え方も、庭の造りもいい感じでした。

北大植物園は、札幌市内に広大な公園がひろがっている、という印象でした。全体を一通り見て回るだけでも軽く1~2時間。博物館や植物をじっくりみたら半日はかかりそうです。時間があまりなかったので全ては見ていません。エンレイソウ実験園が立入禁止だったのが残念。二万株あるらしいので、見てみたい。

北大植物園
和風ロックガーデンがありました。このとなりには外国風ロックガーデンもあり、面白いものが植えてあって面白かった。

広い北大植物園

広い北大植物園にいた鳥

標識を見ないで歩いていると迷子になれる広さです。

その後、千歳空港そばの「イコロの森」という庭に行きたかったのですが雨のため断念し、なぜか三井アウトレットパークへ。時間がないので何も買わず出てきました。「イコロの森」もよいイングリッシュガーデンです。写真は昔のもの。

今回は大雨で高速が通行止めだったり、行きの飛行機が途中で引き返すかもしれないような状況だったり、多少の不安要素もありましたが、サッポロビール園でビール8杯飲むなどの貴重な体験もあり、総合的に見て100点満点中100点の体験でした。

謎の化け物
イコロの森入り口で出迎えてくれる巨大な草のお化け。イコロとは、アイヌ語で宝物のことだそうです。

林

イコロの森の奥は原生林?が広がっている。時々頭上を飛ぶ飛行機の爆音が鳴り響き、かなり怖い。

2011/9/3 オランダに行ってきました

知り合いがオランダに行くというので一緒について行きました。オランダといっても、アムステルダムのスキポール空港から車でいける範囲のみで、ほとんど、園芸見本市を見て、生産者の作場を少し見て終わり。日本の植物もたくさん導入されていました。オランダと日本とで園芸業界の構造がおそらく全然異なるだろうことがなんとなくわかり、参考になりました。長く続く連棟式のハウスが並んでいるのは新潟県の人にとってはうらやましい光景です。また設備も非常に進んでいるらしい。

  • オランダの印象
  • 入国審査が意外に厳しい
  • どの家も庭を綺麗に手入れしている
  • 真っ平らな国で、自転車が多い
  • 平地より川の水面のほうが高い
  • 意外と雨が多い(降るときにどさっと降る)
  • 降っても川が氾濫しない
  • 寒い

ライデン大学付属植物園を見たのが唯一観光らしいことだったでしょうか。残念ながら雨のせいであまりゆっくりできず。もう少し見られれば尚更良かった。入り口に菅原道真の短歌が大書されていて笑った。

入国審査はまったく予想外の厳しさでした。厳しいと言うより、質問が二つ以上来ることを予想していなかったのでとまどいました。出国の際もベルトまでとらされて結構厳しく見ている様子でした。そのた、昼飯がパンを切って薄切りハムを挟んだだけのサンドイッチ(味付けなし)だったり、ほぼ毎日雨が降ったり、帰りの飛行機が遅れたり風邪を引いたりしたものの、非常に有意義な体験であり、総合的に見て100点満点中100点の体験でした。

緑のカーテン
偽緑のカーテン。反対側は透けて見える。涼しそうでいいと思った。

Acer

モミジも結構いろんな品種が揃っていました。接木ではなく、挿し木で作っている様子。
平らな地面
山がなく、平らな地面が広がります。そこに牛や羊が寝転がっています。

斑入

ライデン大学付属植物館のイチョウ巨木に、斑入の枝を発見しました。

2011/8/23 大平森林公園

大平森林公園とは、新潟県見附市にある公園、というより森林で、結構広い。手前に(たぶん)人工のため池やキャンプ場、バーベキュー場などがあり、奥の方は歩道を拓いた里山が広がっている。(たぶん。あまり頻繁にいっていないのでよくわかりません)

森林公園というより、森林のようなイメージが強い。植栽なんかは特別していないみたいで、要するに里山といった感じ。けもの道みたいな道はかなり広くつながっていて、どこまでが公園の範疇なのか分らない。小栗山町という隣町までつながっているはずですが、そこまでいったことがない。

普通の道を歩いている限り、春は色々な植物が咲いていて、簡単に散歩するだけでも登山のように疲ることもなく楽しいです。夏はヤブ蚊地獄です。

キャンプ場はテントも張れるしコンロも貸し出してくれるので、野宿を楽しむことができます。バーベキュー場もあるのですが、食品持ち込み不可なので全て公園内の販売所で買う必要があります。

駐車場が夕方すぐに閉まるのが難点ですね。管理上の問題があるのだと思いますが、一度ロックアウトされたときは困りました。

そういえば大平森林公園の手前には同じような「市民の森」という場所があり、やはり森を拓いて道を付けたよい散歩道になっています。こうした、簡単に入っていける自然への入り口が身近にあるのは非常に良いことだと思います。

土砂崩れ
先日の大雨による土砂崩れ。この程度ですんでまだ良かったほう。

市民の森

なぜか夜の市民の森。街灯がない奥にはとても怖くて入れない。

2011/8/7 気温と植物の生育

東京電力ではない、東北電力の支配下にある新潟でも、このあいだ輪番停電の際の区分通知が送られてきて、場合によっては停電すると脅されています。

そうした状況を鑑み、家の居間ではエアコンを使わずにすませるか試してみることにしました。現在、エアコンのかわりに扇風機を一台おいて、エアコンは使わずに過ごしていますが、意外と平気であるというのが率直な感想です。考えてみれば昔はエアコンどころか扇風機もなかったのだから当たり前といえば当たり前です。

植物も、それぞれの基本的な置き場所(日向、半日陰など)を守れば、夏場でも特にクーラーをかけてやったり団扇で葵でやったりする必要はありません。(高山植物などはのぞく。)それでもだめになるのは水切れ又は日焼けが原因でしょうか。

水やりについては、夏場、ポット植でガンガン日の当たる場所に置いた場合、一回水を切らしたらすぐにしおれてしまいますので、場合によっては一日に複数回、まめに水を見る必要があります。屋内、日陰ならおそらく一日一回で十分なはずです。

また肥料をやらずに育てていると、直射日光に耐えきれず焦げてしまうこともあります。肥料のあるなしで、紫外線への耐性がだいぶ異なるようです。真夏の施肥は避けるのが鉄則ですが、8月頭くらいなら、やったほうがいいような気もします。それから、危なそうな植物はめんどくさがらず日陰に移すこと。鉢数が多い場合は寒冷紗を使った方が簡単かもしれません。夏に、日陰のものを日向に移すのは危険ですが、逆は問題ありません。

2011/7/14 フウランについて

富貴蘭は江戸時代から愛培されている古典植物の代表格です。野生種のフウランに対し斑入などの芸物を「富貴蘭」と呼び鑑賞しますが、単なるラン科の一植物として見ても、花持ちの良い白い花は清楚で美しくまた午後になると甘い良い香りを漂わせ、魅力的なものです。

鑑賞的には、斑の他に根の先端の色、葉に黒いスジや点が入る「墨」、葉の付け根の形である「付け」なども鑑賞対象となります。様々な斑の他に、羅紗、チャボなど葉姿の変化も色々とあります。品種≒芸の種類はたくさんあります。

管理は比較的簡単。半日陰の風通しの良いところにぶら下げておき、時々水をやるだけ。どんどん増えたりもしないので場所もとりません。冬場の管理は多少地域によって違うようです

フウランの植替えには下の写真のような専用器具を使います。アリナミン7がいいようですが、リポビタンDでもそれほど問題ないようです。管理には下の写真のようなつり下げ式のラン掛けが非常に便利です。フウランの他にシダやエアプランツなんかにも良く合います。当園では6個掛の物を2,800円で販売していますので宜しければどうぞ。

フウラン植替専用器具

2011/7/07 みつけイングリッシュガーデンに行ってきました

といっても一月近く前の話ですが。中越植物園から車で2分ほどのところにみつけイングリッシュガーデンがあります。遊びに行ってきました。

花に囲まれた通路、芝生の丘、噴水付の池などがあってのんびりできます。植物はどちらかというと園芸的なものが多く、山野草や高山植物っぽいものは少ないですね。ちょっとした息抜きにおすすめです。ただし夏は暑い。

庭に隣接するホテル、レアントもあります。まだできたばかりできれい。レストラン付、夏場はビアガーデンもやってます。

2011/6/23 今日は土砂降りでした。

なんの脈絡もありませんが写真を紹介します。

1枚目はムラムラ。オーストラリアの乾燥地帯に自生する奇妙な美しい植物でムラムラ(Mulla Mulla)という名前。子猫のしっぽとか、子羊のしっぽとかとも呼ばれるそうだ。学名はプティロータス(ptilotus)で、この属には100を超える種がある。写真の植物はたぶんPtilotus exaltusという種、またはその選抜品種。トール・ムラムラ、ピンクムラムラとか呼ばれている。種名、園芸名は若干混乱している様子。あまりに綺麗なので写真をとった。

2枚目は穂咲サクラソウという植物。サクラソウの仲間で、プリムラ・ビアリー(Primula vialii)という品種で、中国かヒマラヤ原産。この写真のような咲きかけの状態が、蕾と開いた花弁の色の対比で美しい。日本の野山でこんなのがいきなり咲いていたらびっくりするだろうな。なぜかいまごろ綺麗に咲いていたので写真をとった。

3枚目は黄花カキラン。これは黄花であるだけでなく、青軸でもある。この個体はちょっと丈夫な印象がある。

4枚目は赤花のカキラン、加賀の緋。カキランはもともと樺色っぽい、ピンクっぽい色味があるので赤花があってもおかしくはないとおもうが、実物を見るとやはり衝撃的な色。ところでカキランの栽培寿命はどれくらいなんでしょうか。いつだったかの秋、カキランを株分けして植えておいたら、翌春すべて腐っていたことがあった。時期が悪かったのか、季候が悪かったのかわからないがそれいらいカキランは面倒だなーと思うようになったが、手入れせずにほったらかしのポットは元気に咲いてきたりしてなおさらわからなくなった。

5枚目はコクワガタ(Dorcus rectus)。イチゴパックに入れておいたら、夜みかんをむさぼり食っていた。翌日失踪した。蓋もしなかったので当然だが、次の日になんと帰ってきていた。そしてまたポカリスエットを飲み干し、その翌日またでていき、今度は帰ってきませんでした。

2011/6/21 よく分からないガガイモ科の仲間

クサナギオゴケの実生ですがちょっと形態が違うように見えます。

クサナギオゴケとフナバラソウの中間みたいな花で、白花もあります。

たまたま変わったものがでてきたのか、若い実生だからこういう姿なのかよく分かりません。スズサイコやフナバラソウなんかとも違う。下の画像はスズサイコ、フナバラソウです。

スズサイコ フナバラソウ

2011/6/12 ウチョウラン入荷しました

いまのウチョウランは軒並みレベルがあがっていてどの花もきれい。

赤花・桃花系がけっこう人気あるんでしょうか。斑入、葉変りで花も綺麗とか、仁王で子宝咲とか、赤花で仁王三蝶咲といった二芸品、三芸品もいろいろできていますね。あとはやはり大輪濃色紫一点といったストレートな名花が美しいですね。

2011/6/6 寒冷紗の遮光具合

日差しが強くなると寒冷紗(かんれいしゃ)を使い植物に日光が当たりすぎないようにします。

写真は60%遮光の寒冷紗です。張り方などいろいろあるのでこれで実質50%くらいでしょうか。60%というとかなり暗いように思えますが、見ての通り以外と明るいです。しかしあるとないとでは大違いです。

寒冷紗の張り方です。寒冷紗を張るときは、たるみがないようにピンと張ってください。それから方角、というか太陽の昇る向きにも一応注意します。市松模様の寒冷紗の場合関係ありませんが、縦横がある場合、太陽の光とを遮るように張らないと効果が半減します。

たいていの植物の場合これで十分ですが、雪割草などでは二重に張ったりします。

夏を乗り越えれば植物はほぼ大丈夫ですので、これからの季節、こうした遮光や除草、防虫、消毒などの作業が大変です。というかもう遅い・・・。

※写真の寒冷紗は表が反射素材になっていて、遮熱効果もあります。

2011/5/18 無事日草展が閉展いたしました。

無事日草展が終了いたしました。最初はどうかなーと思っていましたが、結局はたくさんのお客さんにご来場いただきまして三日間楽しいイベントとなりました。 つかれた。なにか日草展の写真でもと思ったがたまたま手元にないので全然関係ない写真を載せます。

今をときめくヤマシャクヤクの斑入。最近紅花の斑入もちらほらでてきましたが、ヤマシャクヤク「炎」の斑入って持ってる人いますか?昔かすってる位だったものがだんだん真面目な斑になってきたんですが、これからどうなるか。

ところで、このスペースの使い方がどうも間違っているような感じがします。このままだと延々と下に伸びていくページになってしまうのですが、どうしたらいいのでしょうか。 どうも、内容的にもブログに移行したほうがいいような気がしてきました。ブログってどうやってつくるんでしょうか。

トップページへ - 少し新しいページへ - さらに過去のページへ