今年の連休は寒波が来ていて寒いという噂です。北海道では雪だとか・・・。
しかし、暑いという噂も耳に入っていて、よくわかりません。こちらは現在雨が降っていて風が強くて、寒いです。
連休頃は一日くらい雹や霰が降る日があって、ストーブをつけた日も過去にはあったことを思い出しました。とすると、この寒さも特別不自然なことではないということでしょうか。
それはともかく、今年は全体的に寒かったと思います。桜の開花も一週間くらいは遅く、先日行ってきた公園ではいつもなら散り終わっているであろう桜がちょうど散り始めくらいで、とてもきれいでした。
そんなわけで山野草の開花もすこし遅れ気味のものが目に付くように思います。4月くらいになると、それまで動きのなかった植物もいきなり芽吹き出してくるのが不思議なのですが、その後の温度で伸び方や開花までの間隔が伸び縮みしているみたいです。
いま、初花の山野草と錦葉珍品即売会の品出しをしようと思って外に出たら、風が強すぎて嫌になったのでハウス内に逃げてきました。
風と雨がおさまるまで、昨日取った写真の紹介でもしようかと思います。

ベニバナイチヤクソウ。3月に咲くこともあれば、4月に咲かないこともあります。とくに低温で保管とかしていませんが、ちょうど蕾くらいになっていました。

カンザキアヤメ。カンザキアヤメといっても、この辺では4月になってやっと咲きます。普通のアヤメよりは早いですが、寒咲きというほど早くはないです。暖地では2月には咲いてくるそうで、それならたしかに寒咲アヤメです。もともとは地中海沿岸に自生する品種のようです。

白と赤の2色咲になるきれいなスイセン、ライオット。とてもきれいなのですが、山野草としては一笑に付されてしまいました。が、きれいなので店先にならべておくにはちょうどよさそうです。

ハナニラのウィズレーブルー。すこし色が飛んでいますが白ではなく青花の品種です。これも今頃蕾が上がってきました。少し遅いように感じます。

采咲の変わったミヤマキリシマだということです。

ツクバネソウがようやく地上に顔を出しました。出てくるタイミングがよくわからない植物です。まだ出てこないポットも枯れているわけではなく、中ではちゃんと芽が待機しています。

「巨大輪八重咲ヤマブキ」として販売していた、巨大輪になる八重咲のヤマブキです。最近はルフレ・ド・ソレイユという洒落た名前で流通しているみたいです。