催事等の案内

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  • 県の花雪割草大会 2/16(土)~2/17(日) 場所:うららこすど

暑い中ユリが咲いてきました。タモトユリ、ウケユリ、サクユリ、香水ユリ、そしてアシュウユリ。

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暑いです。蒸し暑い。

でも普段の年に比べると全然マシかもしれません。去年は何日か、激しく暑い日があった気がしますが、今年はそういう日はまだないようです。

暑い中、原種のユリが咲いてきました。蒸し暑さのせいか下っ端が枯れてきてしまったものもありますが、きれいに咲いてくれたものもあります。

タモトユリ、ウケユリ、サクユリ、香水ユリ、そしてアシュウユリ。どれも原種で、みかけることの少ないものかもしれません。写真でご紹介します。

タモトユリ

タモトユリ

タモトユリ

まずはタモトユリ。これはつい最近咲いてきました。上向きに咲く筒状の花はゆったりと波打ち、純白です。

鹿児島県のトカラ列島にある口之島に稀産するユリで、もともとの自生地ではすでに絶滅してしまったそうです。そのへんの経緯についてはいろいろな話がありますが今伝わっているのはそれをクローンなどで増殖したもののようです。

球根が大きくなると花数も増えますが、もともと大きいユリなので鉢植えでも開花サイズで数十センチくらいの高さになります。

とてもきれいな、好きなユリの一つです。

ウケユリ

ウケユリ

ウケユリ

ウケユリもタモトユリと同じく南に産するユリで、奄美大島などに自生しています。花型もにていて筒型のトランペットのような咲き方をします。

花はけっこう大きめですが草丈はタモトユリに比べると短めです。実生で小さな球根でさかせると、なかなか可愛らしく咲いてくれます。

写真のユリは肥料が不足しているのか葉のいろが黄色っぽくなってしまいましたが、本来は濃い緑の葉色です。

サクユリ

サクユリ

サクユリ

サクユリも珍しいユリです。伊豆諸島にのみ自生するヤマユリの仲間で、ヤマユリと違って花の斑点が赤くないのが特徴です。自生地にちなんでタメトモユリとも呼ばれます。

ヤマユリと同じでかなり大きくなります。実生での育ち方はだいたいヤマユリと同じ、3、4年目から高さ30cm超くらいで開花します。7月半ばごろに咲いてきました。

香水ユリ

香水ユリ(リリウム・ランコンゲンセ)

香水ユリ(リリウム・ランコンゲンセ)

香水ユリは中国原産のユリで、リリウム・ランコンゲンセ(Lilium lankongense)のことです。なぜ香水ユリと呼ばれているのかはわかりません。それほど香りが強いようにも思いませんが…

標高の高いところに自生しているユリですが、そのわりには比較的作りやすい気がします。花はピンク地に赤い斑点がはいり、強めに反り返ります。

今年は数が少なく、写真をとろうとしたらすでに花が終わっていたので、以前撮った写真を載せています。

阿州ユリ

阿州ユリ

阿州ユリ

阿州ユリ(あしゅうゆり)は名前の通り徳島県に自生するユリで、ヤマユリとカノコユリの自然交雑種だそうです。阿州が阿波のことだと、初めて知りました…

手に入れるまでは聞いたことのないユリでした。今年初めて花を見ましたが、確かにヤマユリとカノコユリの中間のような形状をしています。

自然交雑ということですが、固定しているのでしょうか。何鉢か咲いてきていますが、花型はけっこう個体差があるかもしれません。この写真ではそれほどでもないですが、もっと強くカノコユリのようにカールしているものもあります。

実生の咲き始めのせいかもしれませんが、ヤマユリ、カノコユリに比べると華奢な感じがします。

花色は淡いピンクに赤い斑点で、とてもきれいです。

以上、ユリ5種でした。おまけにイワショウブの写真を。

イワショウブ

イワショウブ

イワショウブはかつてはユリ科でしたが、いまはチシマゼキショウ科になってしまいました。ユリ科は大幅な解体が行われましたね。

イワショウブも暑い時期に咲いてくれ、また秋も汚くならずに実がついてくれます。小型のタイプが多く出回っていますが、この写真は葉の細い、背が高くなるタイプ。普通のイワショウブです。なかなかいいものですね。