催事等の案内

  • 早春の山野草と錦葉珍品即売会 3/12(金)~14(日) 場所:上野グリーンクラブ
  • 2021年2月の雪割草全国大会(@上野グリーンクラブ)は中止となりました。(県の花大会、新潟大会は開催します)

    合併により、当園の取引銀行の名称が変わりました。第四銀行→第四北越銀行となります。名義、口座番号は変わりません。

    カタログがオンラインで閲覧できるようになりました。こちらから御覧ください。

    カタログの雪割草、1月中にご注文いただくと10%OFF!(雪割草のみ。実生、限定品、サービス品は対象外)

    • 第3回 秋の大収穫祭 (秋の山野草と盆栽大即売会) 9/25(金)PM1:00~9/27(日) 場所:上野グリーンクラブ
    • ちかぢか開催予定の催事はありません。

    • 県の花雪割草大会 2/16(土)~2/17(日) 場所:うららこすど

    屋久島ユキノシタについて。育て方や作り方など。

    広告

    今日は昨日を上回る暑さで、今年最高の暑さになりそうです。ハウスの温度計は40℃を超えました。これから、やっと暑さが過ぎて行きそう…。

    「NCIS:LA」シーズン2を観終わりました。シーズン2からのメンバーが入れ替わってやり取りがテンポよくなった。そして主人公の出生の秘密がちょっと明らかになった。シーズン10にたどり着くのはいつ頃になるんだろう。

    ユキノシタの一種、屋久島ユキノシタ

    屋久島ユキノシタという山野草があります。

    ユキノシタ(Saxifraga stolonifera)は日本各地に自生する山野草で、とりたてて珍しかったり価値のあるものではありませんが常緑で群生するときれいだったりするので、庭に植えたり、鉢で作って鑑賞されることがあります。

    そのユキノシタ、斑入品種は3種類くらいあって流通しているのですが、斑入以外にも普通種とは異なるタイプが見つかっています。例えば花が八重咲になるタイプ。これはうまく咲くときれいで一時期たくさん作っていましたが、現在はどこかにいってしまいました。まだどこかで出回っていると思います。ほかにホシザキユキノシタという、筑波山固有種があります。花弁が小さく細くなったユキノシタで、線香花火のような印象の花を咲かせます。

    その他に、牧野新日本植物図鑑にはアオユキノシタ、シロミャクアオユキノシタという変種について言及されていますが、どういうものかはよくわかりません。

    そのほかに、図鑑では言及されていませんが明らかな特徴があってよく流通しているものに「屋久島ユキノシタ」があります。

    これは名前の通りおそらく屋久島で見つかった個体だと思うのですが、屋久島産の他の植物と同じく、普通種に比べて小型になるタイプです。

    育て方はその他のユキノシタと同じく、日陰に置いて水を切らさなければ簡単に育てられます。株でも増え、ランナーでも増えるので増殖も悪くありません。

    ただ、以前に何回か、育てていたら普通のユキノシタのように大きくなってしまったと言われたことがあります。

    屋久島ユキノシタは大きくなる?

    屋久島ユキノシタが大きくなることはあるのでしょうか。

    最初は先祖返りして一般的なユキノシタのようになるのかと思っていましたが、こちらで育てているものに関してはそういったことはないようです。

    アポイキキョウなど、蛇紋岩地帯の植物などで自生地の環境が個体の特性に影響を及ぼしている場合、生育環境が変わるとその特性が失われることはあるかもしれません。ただし、これは肥料をやると大きくなるといった程度の違いで、屋久島ユキノシタには当てはまらないと思います。屋久島ユキノシタと普通のユキノシタとでは、単なる栽培環境による違いなどではない明確な違いがあります。

    じゃあなんでおおきくなったと言われたのかというと。おそらく、屋久島ユキノシタの葉の大きさを勘違いしていたのではないかと思います。

    屋久島ユキノシタの葉は500円玉くらいには大きくなります。

    屋久島ユキノシタは確かに小型で、普通種に比べると葉もずっと小さいタイプです。しかし、成長すると当然葉は大きくなります。直径3cm程度にはおおきくなるのではないでしょうか。

    大きくなった屋久島ユキノシタの葉。

    販売されるときにはごく葉の小さな状態だったり、小鉢で作り込んで小さい葉をださせたものが一般的なので、屋久島ユキノシタはずっとそのサイズだと勘違いしてしまうことはあるかもしれません。

    これは勘違いで、屋久島ユキノシタの葉は成長するにつれて大きくなります。では、その後ずっと大きいままかというとそうではありません。

    ユキノシタは常緑ですが、1枚の葉は毎年かれて、どんどん新しい葉が出てきます。屋久島ユキノシタも同じで、大きな葉の下には新しい小さな葉がたくさんついています。

    葉の付け根に小さな新葉がたくさんついているのがわかります。

    葉の状態による大きさの差が大きいので、小さいものを求めた人にはまるで巨大化しているように見えたのかもしれません。

    古い葉はだんだん大きくなりますが、その下には小さな新葉がついているはずなので、大きな葉をとりさればまた小さな葉だけの姿になります。

    小さな姿を維持するには

    左のポットと右のポット、同じ屋久島ユキノシタで同じサイズのものを並べておいて数ヶ月たったものです。

    個人的には、大きな葉でも十分小型だし寄植にも使いやすいいいユキノシタなのですが、さらに小さく小さく作りたい場合は、積極的に葉を間引いて行くことをおすすめします。

    古い葉が徐々に大きくなっていくので、大きくなりかけた葉をこまめに摘んでください。そうすることで葉の更新を促し、つねに新しい小さな葉に保つことができます。

    葉が大きくなるころには、だいたい下の方に小さな葉がついているはずです。それを確認してから葉を取るようにしましょう。無理に引っ張ると株ごと抜けてしまうので、できればハサミで葉の根元から取るようにします。

    さらに鉢も小さくし、多少の陽をとって作り込むとごく小さく作り込めます。普通種でもそのように小さくしていきますが、屋久島は小さくしやすいことでしょう。

    直射日光と水切れに注意。余計なランナーは切る。

    あとは屋久島に限らず、ユキノシタに共通する点ですが、5月以降の強い日差しは避けてください。日焼けして回復不可能になることがあります。

    また水切れも厳禁です。水は好きな方なのでどっちかといえば多くやったほうがいいでしょう。

    またユキノシタはツルのようなランナーを伸ばして、それが触れたところに子株を産んで増えていきます。よく増えるのでいいのですが、思わぬところに株ができてじゃまになることがあります。またランナー自体があちこちに伸びすぎて見た目が良くないことがあります。

    このツルは本体の生育には不要なので、じゃまになるようならバッサリ切ってしまいましょう。