第22回雪割草全国大会が無事に閉幕しました。
今年は気温も高く花も丁度良くさいていて、きれいな花がたくさん並んだのではないでしょうか。当日も二日間ともお天気で、たくさんのお客さんに楽しんでいただくことができました。
展示品はさすがに力作がたくさん並びました。やはり白覆輪が多いですね。とはいえ、白覆輪ならなんでもいいかというともちろんそうではなく、白覆輪は当然としてさらに花型の良さ、花の大きさなどが評価のポイントになってきます。展示品はさすがにレベルの高い覆輪花が並んでいたのではないでしょうか。
もちろん覆輪に限らず、様々な色彩の花があります。覆輪人気はあるにしても、やはり普通にきれいな花は、普通にきれいですねぇ。展示品でも即売品でも、眺めているとやっぱり雪割草の多様性に感心してしまいます。
今週末の雪割草新潟大会のお知らせの前にいくつか全国大会の花をご紹介します。携帯電話のカメラで撮った物なので、構図が変化も知れませんがご容赦下さい。

乙女咲の部、金賞。おめでとうございます。切れの良い紫覆輪で、目立っていました。乙女咲の銘品は少ないのでなお引き立ちます。
素心の変化咲も増えてきましたが、やはり花型のいいものは少ない。これはこんもりした丸弁のきれいな千重咲。

丁子咲の部、金賞。わーい。純白で整った花型の、端正な花。ありそうでない。

標準花の瑠璃殿。それまでの瑠璃とはまったく違う系統の交配です。オシベが白いのがポイント。

実生新花。これもまとまったきれいな千重咲です。緑のリングもいい。

白覆輪の千重咲。銅賞を受賞しました。おめでとうございます。これも大輪で、色もはっきりしていてきれいでした。

黄花。こういうはっきりした発色をさせてみたい物です・・・。開花環境で色が変わるので難しいですが、その分挑戦しがいがあります。

今年の人気投票コーナーは青軸の点々花でした。これは中越植物園の派手な唐子咲でしたが、株がちょっと小さかったかな。

日輪咲の金賞。おめでとうございます。覆輪もきれいにでていて、花型もいい。決め手は二段弁の緑ですね。さすがです。

実生新花 変化咲。二段唐子咲でしょうか。覆輪で、花も結構大きそうで将来きたいできそうです。
というわけで、ご来場いただきましたお客様、誠にありがとうございました。さて、週末は雪割草新潟大会です。本場なのでこちらも秀花が期待できそうです。明日か明後日にまたお知らせしますので、そちらもよろしくお願いいたします。
なお、入賞花一覧もまた時間をみつけて見られるようにする予定です。しばしお待ち下さい。