12/15、16に東京で行われた世田谷ボロ市に参加してきました。みなさん、お世話になりました。
ボロ市というのは、お祭りの屋台みたいなものでしたね。ただしかなり大規模で、優に400年以上続いている伝統ある市日でした。出店しているお店は700以上ということです。ボロ市通りと呼ばれる通りを中心に、周囲の道が歩行者天国になって両脇にずらりとお店が並んでいる様子はみているだけで楽しいものでした。
自分のところの店番があるので帰り際にちらっと覗いただけでしたが、出ているお店も多種多様で、骨董品や工芸品のようなものから雑貨、食品にいたるまでいろいろな興味深いお店がいくつもありました。
肝心の園芸関係のお店もたくさんありました。
この時期にこれだけの品揃えが見られる場所は、なかなかないのではないでしょうか。山野草はもちろんきれいな花もたくさんありました。
小品盆栽や盆栽素材も人気があり、沢山売られていたようです。もちろんシクラメンやシンビジュームなどの華やかなお花もたくさんありました。中越植物園が出店したのは天祖神社の境内で、この境内とそこに続く小道の両脇が、園芸店が集中して出店している場所になっていました。園芸関係では思っていたよりもかなり沢山のお店が出店していたという印象です。
印象的だったのは多肉植物、サボテンを扱う鶴仙園さんで、いつも人だかりができていて人気がありました。少しだけ覗いてみましたが、各種サボテン、多肉、普及品からレア物まで多種多様に取り揃えてあって魅力的でした。価格もお手頃だった気がします。
それから蘭万園さんが綺麗に根巻きしたシュンランをこれも多種多様に取り揃えてあり、その他の古典植物もあって専門店ならではの魅力がありました。もちろん、高額な銘品もたくさんありました。
野口農園さんは様々な種類の椿がたくさんあり、苗のボリュームもよく、値段も手ごろで魅力的でした。有名な品種から海外の品種まで様々な種類がありました。
もちろん中越植物園は山野草中心に、木や見ものや斑入などいろいろ取り揃えて並べてみました。
1月も15日と16日に出店します。最初は寒かったらやめようとも思っていたのですが、出ることになりました。あらためて、1月にこれだけの植物を見られる場所もそうそうないのではないでしょうか。代官餅を買うだけでなく、山野草を見にぜひ皆様、1月も遊びにきてください。なお、場所が分かりづらいかもしれないので詳しい地図を下にのせておきます。
上町天祖神社というところです。「せたしんふれあいホール」と書いてあるのが、世田谷信用金庫本店で、その脇の細い路地が神社に通じています。その路地も、両脇にお店がずらりと並んでいます。路地を抜けた境内が、中越植物園などが出店している場所です。地図上で緑の公園みたいになっているところです。園芸関係のお店が沢山ならんだ場所になっています。
今年のボロ市は例年以上に寒かったようで、確かにかなりの寒さでした。でもじっとしていると寒いですが、動いていればそれほど気にならないかな、と思います。1月はもう少し寒いかもしれませんが、焼きいもや代官餅とかの食べ物も売っているので、食べながら見て回れば寒くないに違いない。熱燗を飲みながら見て回っている人はちらほら見かけましたし、冷たいビールを飲んでいる人もいました。
そういうわけで、1月も15日、16日に出店しますのでよろしくお願いいたします。